成人の日
2025年01月13日
成人の日でした。いっときよくあったような「荒れる成人式」というのを聞かなくなりました。報道されていないだけでしょうか。そんなことはないか。ああいうばかな行動にでる輩がいなくなったのは社会にとってはいいことなんでしょう。
それはそれは派手な衣装で有名な北九州だかの若者たちが朝の番組に出ていました。格好だけを見るとちょっと近づきがたい雰囲気です。インタビューにこたえる彼ら彼女らが言うことを聞くと感心しました。
「いや、ここまで育ててくれたお母さんやお父さんに感謝しています」
「成人したんだし回りに迷惑をかけない大人になってしっかり生きていきます」
「こんな衣装を着られるのも親のおかげです。(いくらかかりました?)70万くらいかな」などなど。(一部正確さを欠く表現があります)
人を見かけで判断してはいけませんね。一丁前のことを言います。
自分の20歳のときはどうだったでしょう。そんな立派なことは言えなかったかな。
父親が病気で入院していていろいろたいへんでした。生活費や学費を稼ぐに必死で式にも出ませんでしたし成人の実感もまったくありませんでした。アルバイトの途中にきれいな振袖を着た女性や背広を身に着けた男もいたような気がします。遠い昔のことなんであやふやな記憶です。たいした成人ではありませんでしたね。
68歳。新成人の3倍の年を過ぎました。全然成長していないじいさんになりました。4倍はさすがに無理かな。そこまでいかんでもええかな。
徒に年を重ねました。ひとつだけ若い人に言いたいことがりますが大したことではありません。殊更えらそうに言える人間でもありません。
時間も遅くなりましたんであすにさせてもらいます。(ほんまにあしたやな?「ん、まあ」)