プラごみ削減委員会会長

2024年12月05日

韓国で行われていたプラごみ汚染を防ぐ国際条約の策定を目指す会議での合意は見送られたようです。
環境意識の高い欧州やプラごみの漂着で直接的な影響を受ける島嶼国はプラスチック製品そのものの生産を規制することを提案しています。一方でプラスチックの原料となる石油を生産するロシアやサウジアラビアなどの国は経済的な打撃を避けるために生産規制を条約に盛り込むことに強く反対しています。互いの主張は食い違い歩み寄ることは難しいでしょうね。

適切なリサイクル処理が施されず廃棄されるプラごみは年間2,200万トンにのぼるそうです。川や海に流れ込んで世界中に広まっています。海中で分解されなかったプラスチックが紫外線や波で細かく砕かれマイクロプラスチックとなって魚に取り込まれています。それが人体に悪影響を与える恐れもあります。

プラごみが直接海岸に打ち寄せられる島嶼国以外は現実的な問題として実感できません。
「そんなん知らんやん。関係ないやん」と片づけてしまいがちです。
確かに目先だけを見れば、今を生きる我々には関係が薄いかもしれません。ただ自分の子や孫の世代のことを考えてみましょう。彼らが安心して生きていける地球環境を守るには他人事と思わずにみんなが真剣に考えてみる必要があるんではないんでしょうかね。

すべてのプラスチックを否定するわけにはいきません。生活が成り立たなくなります。ほんの少しでもその使用を減らすという意識は必要なんではないでしょうかね。

「プラごみ削減委員会会長」のつゆじいとしてはプラスチックの使用を控えることを声を大にして訴えます。なんちゃって、あほなことを言っています。いや、マイボトルの使用でなるべくペットボトル飲料の購入を控えることはすぐできます。実際私は毎日紅茶をポットに入れて持参しています。昼食時はティーバッグのほうじ茶か緑茶を持参のお湯で淹れて楽しんでいます。
自販機に硬貨を入れて飲み物を買った記憶は最近ないです。(たまに炭酸水をコンビニで買います。すみません)かなりの節約にはなっています。
「そんなんしても無駄やん」と考えずにほんの少しだけ地球の未来に思いをはせてみませんか。じいさんは人類の一人として心がけていきます。