「ら抜き」が当然?
2024年11月25日
「ついにここまできたか」と思いました。
きょうの朝刊の折り込み広告です。サントリーの「新ロコモア」のチラシですね。
この広告を出すにあたって誤字誤植がないように当然何回も校正を重ねたと思います。関係者は少なくなくないと考えます、どなたも問題を指摘しなかったのでしょうか。
①まあええか、通じるしええやろ
②最近は「ら抜き」を使う人の方が多いから問題ない
③じいさんが快調の膝で自転車に乗る設定なんであえてそうした
いずれかの理由で見過ごされた、いやわかっていてそのままこの広告ができたんでしょうか。
「どうでもいいことやん」と思う方の方が多いのかな。私は嫌ですが。
こんな広告を見ると商品そのものの効き目、信用性を疑います。メディアでも利いた風なことを言っていても「ら抜き」を耳にすると一気にその論評の価値が下がる気がします。
「すごいおいしい」のように形容詞の連体形で用言を修飾するのも当たり前のようになってきています。これは私がトラックで聞く札幌のラジオ局に限った話かもしれません。番組そのものは概しておもしろく楽しませてもらっているのですが、一気に興ざめしてしまいます。
そういう私がすべて正しい言葉を使えているわけではありません。電子辞書を傍らに置いてまちがいのない文章を心がけてはいます。それでもまちがいをいっぱいしでかしています。
「そやし他人のまちがいをごちゃごちゃ論うことは今回でやめにしよ」と考えます。
我慢もしていますがそれでもときどきついつい書いてしまいます。今後も感じたら書いてしまうかもしれませんね。じいさんの繰り言と勘弁してもらいましょう。
のどの痛みはなくなりましたが鼻水がでます。風邪薬を飲んで寝ましょう。明朝よくなっていることを願います。