読書の秋2024
2024年11月05日
全国学校図書館協議会調べによると小中高校生の9割が「読書は大切」と考えているみたいです。実際に読んでいるかというと小学生の不読率(1か月に1冊も本を読まなかった児童の割合)は8.5%、中学生のそれは23.4%、高校生では48.3%だそうです。
大切と思いつつ読めないのはそれ以外の楽しさがいっぱいあるからでしょう。読まなかった理由の1位は「時間がなかったから」です。みんな忙しいんかな。そんなことないわな。その気になれば時間なんていくらでもあるでしょう。要は読む気がない、読書以上におもろいもんがいっぱいあるということでしょう。そういう人にいくら薦めてもなかなか本は読まないでしょうね。好きにしたらいいと思います。自分で読書の楽しさに気づいて読むしかありません。他のことが楽しいと考える人はそれをやるしかないでしょう。お好きなようにですね。
読むことのよいところは「知識や情報得られる」「豊かな言葉や表現を学べる」「感性が豊かになる」などがトップ3の理由です。確かにそうですね。でもそれは結果としてです。これらを理由として本を読む人もいるでしょうが、それではおもんないと思うじいさんは間違ってるかな。ただただおもしろいから私は読んでいます。もちろん勉強や仕事の役立てるために本を読む人たちも多いでしょう。それはそれでけっこう。おおいにお読みください。
おもしろいからという理由でつゆじいがきょう読み終えたのは柚月裕子さんの『月下のサクラ』です。
ひさびさの警察もんです。つかみが最高ですね。あっという間に引き込まれました。シリーズ前作の『朽ちないサクラ』を再読しようとさっき本棚から探し出しました。ちゃんと整理している棚にあったのですぐ見つかりました。しばらく楽しめます。
少し読んで寝ます。