地球に生きる
2024年10月07日
『身近な鳥16種急減』。スズメやセグロセキレイなどが「里地里山」に該当する地域で急減してるそうです。その減少率は、環境省と日本自然保護協会の報告によると「絶滅危惧種」相当だそうです。里地里山の管理放棄が影響しているという指摘がされています。地球温暖化による気温上昇の大きい地域の方が生物の減少幅が大きいとの分析結果もあるようです。
我が家にやって来るスズメくんたちは減っていません。増加の一途をたどっています。
「おい、あそこのじいさんちへ行くと飯にありつけるぞ」と彼らの間でうわさが広まっているんでしょうか。朝、私がやるえさを待っているかのようです。そのうち手ずから給餌できるんじゃないかとも思えます。(さすがにそれはないやろ「だね」)
雑草が生えまくる地面の様子は見えにくいですが物音などに驚いて飛び逃げる彼らの数たるや10やそこらではすみません。とても減少傾向にあるとは思えません。
右は今夏に咲いたひまわりの頭の部分です。シジュウカラくんたちが食べやすようにひっくり返してテーブルの上に置いてやりました。吊るしたざるの中のものより新鮮でおいしいのでしょうか。ほとんど食べられています。食い散らかされたその様は宴のあとのようです。精精楽しんでくれればいいですね。
職場のトラック回りでセキレイはよく目にします。その頻度はこちらへ来てからずっとそう変わっていないように思います。セキレイは飛ぶのはもちろんのこと地面を走るのも意外な速さをもっています。尾が長く細身でかっこいい外見ですが肉食で獰猛なさまを見せることがあります。自然界の弱肉強食を痛感させられる場面を目にしたこともあります。生きるためにはやむを得ませんね。
いずれにせよヒトの都合でかわいい野鳥たちの環境が損なわれ住みにくくなるのは心苦しいです。彼らが生きにくいことはひいてはヒトの生存も脅かしかねないでしょう。
私たちヒトが地球の一員として一人ひとり自覚をもって生きていかなければいけませんよね。
孫子のために、人類のためにほんのちょっとのことに注意をはらって暮らしていきたいものです。