科挙

2024年09月10日

今野敏さんの『探花』、おもしろいです。主人公の竜崎伸也の際立つ個性が魅力的なおもしろさでしょうか。
題名の『探花』。聞いたことのない熟語です。なんでも中国で昔おこなわれた官吏の登用試験で一番の合格者を状元、二番目を榜眼(ぼうがん)、三番目を探花というそうです。
今回、重要な役柄を果たしそうな八島が国家公務員試験でトップ、次いで警視庁本部の刑事部長で竜崎の盟友(?)、伊丹。三番目が竜崎だったことからのたとえのようです。
さて、今後どう話が展開していくのか。続きを読むのが楽しみです。
少し読んでやすむとします。