とりあえず危機(?)回避
2024年09月05日
「どうですか」
「いや調子は悪くありません。ただ体中に発疹があってかゆくて困っています。私の病気と関係があるのかなと思って」
「あまり、そういう症例はないですね」
「こちらの皮膚科で診ていただくわけにはいかないんでしょうか」。どうやら人員不足などで難しいようです。
「どこかの皮膚科で診てもらった方がいいかもしれませんね。で、薬はどうします」
「えっと、飲まないという選択肢はあるんですか」。そういえば前回用意されていた署名をする書類のようなものが机上にありません。
「それがね、検査の数値がよくなってて輸血もしてないしなんにもしてないのにこの数値だったら飲む必要がないかなと」。びっくりです。とりあえず服薬治療は回避です。4週間後にまた検査をすることになりました。
ほっとしました。治ったわけではないので油断はできません。といって何かができるかというと何もできません。ま、祈るのみです。
妻も同行してくれました。せっかくなんで帰りにランチ。
近くにあるカフェ(十勝にもなくはないです)へ。
私はカレー、妻はナポリタンを。ご飯山盛りボリューム満点のカレー、おいしかったです。満腹。妻は水出しのアイスコーヒーを。とてもいい香りでした。コーヒーが売りのようでどれも700~800円、それより高いのもあったかな。なかなかです。最近は喫茶店やカフェなどに行
かないので相場は知りませんがなかなかええ値です。
帰ってすぐ近くの皮膚科へ行きました。
「えっ?」と驚くほどの混雑ぶりでした。本を読みながら待っていたので時間の経過にあまり意識はいっていなかったんですが2時間以上かかりました。
医者のはしごは人生初ですね。
飲み薬と塗り薬をもらいました。次にいつ来られるかという話で先生がちょっとむっとした感じです。
「蕁麻疹をなめたらだめですよ」と。ヨモギ茶がいいとのことを言下におっしゃいました。
看護師さんが軟膏の塗り方を実演してくれました。
風呂であったまり過ぎない方がいい。できればシャワーで済ます。
ボディーソープではなく固形石鹸がいい。(手に牛乳石鹼)しっかり泡立てて洗う。
お酒はほどほどになどの忠告をいただきます。最後のは「きょう耳日曜」を決め込みました。
なにも解決はしていませんが服薬治療をひとまず回避できました。
蕁麻疹も薬がもらえたので回復への一歩は踏み出せましたか。
そう、ヨモギ茶は帰宅後インターネットで注文しました。できることはします。
まさか自分が大病院で大仰な検査をしてもらったり待合で診察を待ったりする姿は想像だにしませんでした。年をとったということでしょうか。今までの不摂生をおてんとうさまが見ていて天罰を下したのかな。
さらには医者のはしごとはね。ま、そんなこともあるんでしょう。
抗いつつ受け入れつつ生きていきます。