池波正太郎さん、石田祥さん

2024年08月27日

石田祥さんの本を探しにブックオフへ行った折、偶然にも池波正太郎さんの本が目に留まりました。『チキンライスと旅の空』です
奥付を見ると2020年8月25日初版発行とあります。
「けっこう前に亡くなってはるのにどういうことやろ」と思いつつ買いました。
さっそく読み進めています。外連味のない文章です。品も感じます。食への造詣には深いものがります。(たぶん)彼の飲食について読んでいると江戸っ子の粋を感じます。かっこいいですね。
「そば屋で板わさやだし巻きで一杯やってざるでしめる」なんていうのにあこがれたものです。東京旅行に行ったときに似たようなことをやった覚えがあります。氏のようにはいかなかったかな。

石田祥さん。『猫を処方いたします。』という前から気になっていたのを並行して読んでいます。京都が舞台。街の真ん中にある不思議な雰囲気を醸す精神科が猫を患者に処方する中で物語は進みます。現実にはあり得ない話ですが、なかなかおもしろいです。京都弁がやや不自然な面もありますが及第点かな。②、③と続編があります。しばらく楽しめそうです。

マダガスカルジャスミンが花開きました。

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甘い香りを2m くらい離れた食卓でもほのかに感じます。あまりきついと鼻につきますがかすかな上品なにおいです。「ジャスミン」の名に恥じぬ名香です。
数年ぶりに多くの花が咲きました。しっかり愛でてやりましょう。

花や野鳥に気持ち穏やかにさせてもらっている毎日です。