愛鳥週間

2024年05月10日

きょう、5月10日から16日までの一週間は愛鳥週間です。
我が家の庭には今朝も野鳥がやって来ました。ハトくんたちが3羽です。多いときは6羽が来ることも。えさを食べる勢いが激しいのでちょっと可愛げがありません。
「ぜんぶ食べんなよ。すずちゃんらにも残しといてや」と言い聞かせています。たぶんわかってくれへんでしょうが。

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まあ、図体はでかいけれど見ようによってはきれいな羽色です。よく見ればかわいらしいともいえるかな。偏った眼で見ないように心がけます。

野鳥といって思い出すのは子どものときに住んだ伊丹の長屋です。いちばん端っこのおっちゃんがたくさん野鳥を飼っていました。当時は合法だったんでしょうか。そのへんは不明ですが竹ひごなどの天然素材でつくった鳥かごで大切に育てていたのを見かけていました。60年くらい前のことですがよく覚えています。小さなすり鉢とすりこ木でねった餌を与えていました。
小さな野鳥の体色に美しさを感じながら幼いつゆじいは考えました。
「狭いかごの中でなんやかわいそうやな」と。
それ以来、小鳥と接する機会はなかったかな。いや、家で文鳥だかインコだかを飼ったことがあったかな。不確かな記憶です。いや飼っていましたね。かごの下に敷いた新聞紙を取り換えたり餌箱の殻を吹いて飛ばしたりしたことを思い出しました。

死んだ母親が晩年バードウォッチングの団体に入っていたことを思い出します。父親が死んで寂しかったこともあるんでしょう。双眼鏡を買って鳥を見るのを楽しみにしていたようです。
野鳥を見る楽しみを私に語っていましたか。あまり熱心には聞いてやらなかったかな。今になって反省します。遅すぎるけど・・・・・・
野鳥好きは母親の遺伝子を受け継いだんでしょうか。伊丹の長屋時代の流れをくんだんでしょうか。よくわかりませんが野鳥のかわいさに癒されているのは事実です。

そういえばあさっては母の日です。生きていれば88歳か。なんにも孝行らしきをしないまんでした。バカ息子は母親が生きた年を超えました。徒に生きながらえています。
いつの間にかの67歳。半年もすれば68です。いやはや、なんとも・・・・・・なんと言っていいかわかりません。

残りわずかをせいいっぱい過ごします。