移転初日
2024年04月15日
早見和真さんの『店長がバカすぎて』。
本をこよなく愛する書店員、谷原京子。薄給や店長のバカさ加減に辟易。「辞めてやる」を呪文のように唱えながら日々を送ります。終章は意外な展開でした。
「そうくるか」と感嘆。傑作でした。ぜひ他の小説も読んでみたいですね。
書店話題です。読売新聞「道総合」に『減る書店 主要都市でも』との題字で帯広市の現状が報じられています。
この3月にイトーヨーカドー帯広店内にあった宮脇書店が閉店。イトーヨーカドーそのものが撤退するのがその因です。十勝唯一の百貨店、藤丸の閉店でくまざわ書店が営業終了。長崎屋の閉店でその中にあった喜久屋書店もなくなりました。
私がこっちへ来たときそれなり大きな書店があることに安堵しました。それらがどんどん閉店。さびしいですが止む無しなんでしょうか。幸い近くにTSUTAYAが残ります。イオン内にも小さいながら書店が入ります。店で本を手に取り選ぶという楽しみは保たれます。
通販でも本は買えますが本屋で実際に手に取り出会い選ぶ喜びは他には換え難いものがあります。電子書籍は体験したことがありませんので意見は差し控えます。性には合いませんね。(言うてるやん。やってみなわからへんで「そやね。あんまり触手は伸びませんわ」)
本屋を残すには新刊書を買うべきですね。それは理解していますが新刊は高いです。ついブックオフなど古書店を利用してしまいます。背に腹は代えられません。
「これだけはすぐにでも読みたい」という本に限られますね。
現実逃避、自己満足でしかない読書ですが自分の中で大切にしてゆきたいです。
スイセンが咲きました。
「私を見て」と言っているかのように見えます。かわいくかつ凛としています。
去年室内で目を楽しませてくれた紫陽花。
「庭に移植したら生き延びてくれるやろか。強いしだいじょうぶやんな」と思いつつバードテーブル脇に植えました。
その枯れた去年の茎の間になんと、緑の新芽を見つけました。うれしいですね。ささやかですが無上の幸せを感じます。大きく育って今年もきれいな花を見せてくれるでしょう。
「少しずつやろう」と思って小っちゃい菜園の3分の1くらいを耕しました。毎日少しずつやります。一度にやるとしんどいですからね。
買っておいた豆類などをポットにまいてやらなければいけません。去年はちょっと遅くなりました。手抜きで直まきでした。今年はちゃんとやるつもりです。石灰も施しておかないといけません。
落花生やスイカもやってみます。楽しみですね。
移転初日。みんな初めてなんでなかなかの混乱? それなり滞りなく推移したんかな。
パタパタはしましたね。それをそれなり楽しませてもらいました。おもろかったですね。
あすはどんなおもろいことが待っていてくれましょうか。楽しみにしつつ寝ましょう。