巨大つらら

2024年03月05日

外国人客でにぎわうニセコがニュース番組で特集されていました。
ひと舟40,000円を超えるウニや一枚10,000円くらいのステーキ用和牛が飛ぶように売れていました。グループで来てキッチン付きホテルで自分たちで調理してパーティーをするようです。それにしても高価なものを惜しげもなく買っています。円安(賃金水準も違うか)ということを差し引いても驚くべき購買力です。コロナ前の爆買いは鳴りを潜め体験にお金を使うことに比重がかかっているようです。

インタビューを受ける外国人たちは口々にニセコのパウダースノーを讃えていました。確かにニセコの雪は上質です。数段自分がうまくなった気がします。
私も学生時代、毎年シーズン初めはニセコに合宿に入っていました。ニセコ比羅夫スキー場の「ひらふ山荘」が宿舎でした。今でもあるのかな。当時は鄙びた感じのスキー場でした。華やかなところは何もありませんでした。今では高級ホテルが立ち並び宿泊料や飲食代も高騰しているようです。

先日写真を送っていただいたT社長もラーメン一杯が2,000円も2,500円もすると嘆いて(?)いらっしゃいました。昔はスキー場のゲレンデの食堂で食べるご飯はカレーやラーメンなど簡単に食べられるものが多く味はそれほど期待できるものではありませんでした。(鳥取の大山ロッジだったかで「かす汁定食」というのがありました。素朴でうまかった。なつかしい)
それがいつしかちょっとおしゃれな方向へ移行していった記憶があります。今はどうなんでしょう。長く行っていないのでわかりません。
ただ、ラーメン一杯が数千円もするようでは食べるのをためらいます。と言って食べないわけにもいきませんから仕方なく食べることになるんでしょうね。
先のウニや和牛なら素材そのものに価値があります。高くて私は買え(い)ませんが納得はできます。ラーメンに数千円は法外、きついですね。それとも妥当なのかな。外国人相手に調子乗ってたら日本人から総好かんを食うんちゃいますかね。インバウンドがなくなっても困ることがないよう真っ当な商売をされることを願います。あ、じいさんの勝手な思い込みで、今でもじゅうぶんに真っ当なのかもしれません。だとしたらごめん。少なくとも私はちょっとニセコには行けないかなあ。行くとしてもそれほど外国人の多くない静かで小さなスキー場を楽しみたいと思います。2、3泊してゆっくりできればいいなあ。
栂池のペンションパンセがいいな。遠くなってしまって簡単には行けなくなってしまいました。

朝は冷え込みました。17、18℃というところです。最高気温は+でしたね。日当たりのいい屋根は雪が解けます。すると写真のようなつららができます。

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長さは3m くらいはあるかな。これは工場から出る蒸気が凍ってできたものです。二つの吹き出し口からできたのがくっついて太さもなかなかのものです。折れて落ちてきたものに当たると大けがですから注意が必要です。屋根のひさしの近くは絶対に近寄ってはいけません。あったかい地から来た人たちは十分ご注意ください。

きょうは啓蟄ですか。虫やカエルが目覚めるのはまだまだ先ですが、真冬日が減り、寒い十勝も少しずつ暖かくなるでしょう。色のある季節が待ち遠しいですね。