都鳥
2024年01月15日
最高気温は-5℃くらいでふつうでしたが風が強くて寒かったです。
雪も思ったより多く、10cm くらい積もっていました。それが風で舞って舞って吹き溜まりがあちこちに。
こんな寒い日にぴったりのおでんが夕食でした。
「今度おでんをするときはタコと牛すじ入れてほしいなあ」。
牛すじが入っていました。ひさびさに食べました。おいしいですね。なにより妻の気持ちがうれしいです。彼女はすじ肉は好みません。ありがとさ~ん(亡くなった坂田師匠風で)。
タコは仕込みが難しい(らしい)のでまたの機会です。昔、大阪、天満(淀屋橋?)駅下で見覚大先輩と食べたたこ足煮込みを思い出します。最高でした。歯がなくても食べられるくらいに柔らかいものでした。
きのうは焼いた生麩を食べました。
「なあ、ねえ。こっちで生麩は売ってへんの? 食べたいなあ」
「Hapio でお正月前とか見るけどいつもはないかな」。
そう、お正月前に買っておいてくれたのかどうかきのう食べました。おいしかった。ありがとう。
妻にお願いしても食べられないものもいっぱいあります。
京都でしか口にできないものがあります。日持ちがしないものがね。
また食べに行きます。
「なつかしい」というのを超え「恋しい」というところかな。
「名にし負はばいざこと問はむ都鳥我が思ふ人はありやなしやと」と詠んだのは在原業平さんでしたっけ。
我が思う人(娘や孫)もいますが食べたいものが浮かぶ私はさもしいかあな・・・・・・