無駄もそれなり
2023年12月12日
集荷してセンターに戻る途中気づきました。
「ワイパーが変だ」。3本の真ん中が動きが悪い。取れそうになっています。確認しようにも止める場所なし。間の悪いことに雪が激しくなってきました。農道へ入って雪の中で確認。寒!
「だめだこりゃ。とにかくセンターに戻るしかないな」。
所長に言ったりいすゞに連絡したりで小騒ぎ。
「ワイパー壊れたんですよ」と山田(トラック歴)先輩に言うと即答。
「ねじ緩んでるだけなんじゃないの」。そうでした。雪の中、ペンチで締めたら直りました。
さすがの山田先輩です。
「さっきのワイパー故障、山田先輩に聞いて解決しました。いすゞさんにその旨電話お願いします」一件落着。ひとつ学びました。この年で新しいことを知るのはありがたいことです。
死ぬまで勉強する気持ちで生きていきます。
山田先輩は年齢的には私より一回り以上下です。この稼業ではずいぶん経験が豊富でしょう。ですから「先輩」です。どなたからでもなにからでも学ぶ姿勢はもち続けなければいけません。謙虚にやっていきます。まあ、相手があんまえらそうやったらそれなりの対応をしますけどね。そこまで人間はできていませんから。
あ、そうそう「山田先輩」は事務所でうけました。実は狙って言いました。むはは。うけたで。
「異次元の少子化対策」や「パーティ収入裏金化疑惑」について言及しようと思っていました。
大谷翔平選手のドジャース移籍、プリウスのカーオブザイヤー、「今年の漢字」など他にも書きたいことはありました。が、しかし、きょうのところ(だけ?)は思考がまとまらないのであす以降ひとつずつ書いていこう(かな)と思っておりまするです。あくまで「思って」ですので誤解なきようお願いします。
書いておかないと忘れるんです。トラックにはメモ帳を置いています。気になったこと思いついたこと、忘れたらあかんことなどを書きとめています。書きとめたこと自体、忘れることもあるんで意味がないという意見も耳にします。
「せえへんよりはまし」と思って続けます。
メモは手書きでも残します。スマホのメモ帳にも書きます。スマホで写真に残すこともやります。いちばん使うのはなんだろ? 手書きかな。昭和の人間やしね。
京都時代にあちこちの学校からいただいたペン類やメモ用紙、ノートや定規、ステープラー、クリアファイルなど種々健在です。
「使えるものはその役割を全うさせてやる」というのが信条(おお! かっこええ)です。「ケチなやつ」と言い換えることもできます。捨てればゴミですが、使えるうちはなんらかの役に立つものです。
「古いから、飽きたから」で手放さず、できれば使えるうちは使います。
そう、ありがたく使わせてもらっていますよ。
ものを無駄にしないためには、手に入れるときにしっかり考えるのがいちばんかな。
「これはほんまにいるもんやろか?」とね。
「ということでずっと使ってますよ。あちこちの学校でいただいた文具類を」。京都を離れるとき、子どもらに好きなだけ持ち帰らせました。それでも残ったのを未だに使わせてもらっています。無駄は少ないのがいいですよね。
無駄があるのも人生です。それがないと味気ない面もあるでしょう。
そのへんの均衡を保ちつつ、仕事や人生のそれらも保ちつつ余生を過ごしていきます。
「俺なんか無駄ばっかりのここまでやったかもしれへんな」と思わなくもありません。
まあ、それもよし、致し方なし。無駄を、どうでもいいことを味わいつつやります。