筆まめ
2023年12月21日
手紙(定形郵便物・25グラム以下の封書)の料金が84円から110円に値上げされるようですね。郵便物量が最大時の55%にまで減り、2022年度の「日本郵便」の郵便事業が、民営化以降で初の赤字となったそうです。
まあ、昨今の社会のデジタル化というんですか、ネットやスマホなどの電子機器の発達の中では郵便というのは時代遅れなのかもしれませんね。メールやLINEなど、瞬時に情報やメッセージが送れます。便利さで比べれば郵便はかないません。
消費税増税に伴う改定を除けば、定形郵便物の料金は1994年以降据え置かれていて約30年ぶりの値上げになるそうです。
「30年間も、よおがんばった」て言うてやりたくなるのは私だけ?
定形郵便物で84円が110円、はがきが63円から85円になります。
「ええ、どっちも20円以上も上がるのか」という声は聞こえます。確かに大幅値上げと言えなくもありません。安いに越したことはありません。私に言わせれば「やむなし」かな。
そもそも100円足らずの料金で日本国中津々浦々まで手紙やはがきを届けてくれるんですからけっして高いとは言えなんじゃないかな。
季節の切手の「夏」「秋」「冬」と買って「春」も買うつもりでした。それでいて、あんまり使っていない私としてはちょっと困るかな。追加切手を貼れば使えますがなんか不細工だしな。
きれいな切手は見ているだけでも楽しいですが、せっかくなんで使ってやらにゃね。
料金が上がるまでにできるだけ使うように心がけましょう。とはいってもそうそう手紙やはがきを出すわけではありません。使い切るのは難しいでしょう。
娘らや孫たち、受け取る人たちの顔を思い浮かべながら精精筆を執ることにします。
昭和生まれの古臭いじいさんは筆まめを実践します。