おもしろうてやがて悲しき動物園 かな
2023年09月09日
昼くらいから雨予報。
「動物園どうしよう」。別情報では夕方まで降らないとも。
グランパ号で出発。暑かったですね。けっこう汗をかきました。
入り口で入園料を払うんですが私は「高齢者」です。
「一応決まりなんで」と免許証の提示を求められました。一般420円が210円になりました。
「高齢者として優遇を与えられる立場になったか・・・・・・」となんだか複雑な心境ですね。
トラやライオン、キリンにシマウマなどなどなど・・・・・・シロクマもいたな。
キタキツネやエゾシカ、エゾタヌキ、エゾリスまで檻に入れられていました。
「そこらにいんのにな。おまえらも檻に入れられてかわいそうやな」。
「ここから出せえ」とか思ってんでしょうかね。それとも労せずとも生きられることに甘んじてるんでしょうか。やつらに訊いてみんことにはわかりません。
野生のエゾリスはそこらを走り回っていました。3匹目撃しました。
そうそう、ゴジュウカラがいました。色合いはシジュウカラに似ていますが尾羽が短くちょっと寸詰まりがあいらしい感じです。はっきりゴジュウカラを認識したのは初めてかもしれません。
いろんな動物の姿を楽しませてもらいました。かわいいしおもしろいしなごみます。
が、、、、、、なんかかわいそうになってもきます。
「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」と芭蕉が詠みました。
それに似た気持ちにもなりました。
動物たちは野生がいちばんでしょう。
とはいえ、野生を身近で味わえる動物園の存在を否定はできません。
ヒトも野生を感じられ彼らもできるだけのびのびと生きられる環境を与えてやりたいですね。