新鮮、心配、謙虚、意固地、素直
2022年11月26日
ドライバーとしての仕事は昼食前で終了。ご飯を食べて庫内を洗おうと思いましたが雨。
「こっから先は寒くなるしそう機会がないねんけどなあ。雨降ったら乾かへんしなあ」。あきらめました。
ドライバーとしてはぼおっとしていてもいいみたいです。性分でそれができません。
「なんか手伝えることありません? できることならやりますよ」。ということで梱包発送の仕事を手伝いました。新鮮ですね。あんまりやらないことをやるといろんなことが見えてきます。おもしろいです。
「なるほど。あれはこうやってそうされて出荷されていくんだな。元気で旅立てよ」なんて思います。
「さあ定時だし帰ろうか」と思っていたらもう1台のトラックが帰着。
「新人さんやし荷下ろし手伝おうか」と。怪我上がりらしく足を引きずります。(その因は書くのが憚られる、驚くべき内容です)
いろいろ教えつつ完了。定時を回ってしまいました。
腰も痛そうだし大丈夫かなあ。心配です。
最初はだれでも初めてです。私だってなんにもわからぬじいさんでした。2年たってやっとなんとか半人前くらいにはなったでしょうかね。
「俺は何でも知っている。できないことなんかないよ」みたいな人もけっこう多い業界ではあります。今回の新人さんは素直にわからないことを聞いてきました。そこは見どころがありますね。なんて偉そうに言うほどのじいさんではありません。
「知らん。できひん」を率直に言って教えを乞うのが恥ずかしいという人がいます。
「もうちょっと謙虚になったほうが楽やのにね」とじいさんは年の功から思います。
そういう人は言うてもわからはらへんのですわ。昔の生徒相手やったら言いますがそれなりの年齢になった人間には残念ながら言うても無駄やな・・・・・・子どもらに向かう根気はでてきません。過去と大人になった意固地な他人は変えられません。
「そう考えると俺なんか素直なじいさんになったなあ」としみじみ思いますわ。(あんたが素直てか?「今はそうなったと思うで」ま、確かにそうかもな。昔はちごたけどな「そやな」)
余生は素直にいきましょう。