『リラ冷えの街』
2021年05月21日
仕事に段取りがついて、やっとおにぎりにありつけました。
「昨日より早いな」と思いましたが4時です。まあ、ひまで時間をもて余すよりはいいかな。
しんどいけど忙しい方がいいかも。程度はありますが・・・・・・
コロナ禍で職を失ったり時短要請で売り上げを失ったり、たいへんな人たちがいっぱいいます。薄給とはいえ仕事があることに感謝しなければいけません。
最近、仕事場でいっしょになる「十勝の師」 I 藤さん言います。
「N農場も今ベトナム人ばっかりで30人くらいいますよ」
「じゃあ派遣の日本人の入る余地がないんですね」
「そうですね、ほら、あの、えっとN川さんはいますけど、ほかの人はいませんね」
「そうですか。厳しいですね」。雇う側にしたら派遣業者に払う時間給とベトナム人たちに払うそれを比べれば圧倒的に・・・なんでしょうかね。一人二人ならともかく何十人も雇うとなれば当然ですかね。日本人の雇用が奪われたわけですね。自由主義の経済では必然ですか。やむなし。
言葉が通じないというのには私としては大きな壁を感じます。いっしょにはやりにくいですね。
厳しい現実に晒されないように日日やることをやらせてもらいます。
ライラックです。トラックでときどき通る道に咲いていました。広い道なので他の車のじゃまにならないのを確認してぱしゃり。
近づくと甘い香りが鼻孔をくすぐります。
渡辺淳一さんの『リラ冷えの街』という小説を思い出します。「リラ」はフランス語です。
そのリラが咲くころ急に冷え込む日があり、それを「リラ冷え」と呼ぶようです。
25℃ を超える日もあるかと思えばまだ寒い日もあります。今朝も10℃ くらいでしたか。まさしく「リラ冷え」でしょうか。北海道では運動会は5月、6月が一般的です。釧路時代に経験したそれは寒かった記憶があります。
最速で梅雨入りした近畿地方があればまだストーブに火を入れるくらいの寒さの地もあります。
日本広しを実感します。