言の葉
2021年03月31日
「あたためますか」
「いえ、けっこうです」と妻が言ったそうです。すると店員はその袋を破りました。
「いや、けっこうですって言ったんですけど」。通じなかったようです。その後も腹立たしい対応があったようです。その憤りをじいさんが聞いてやりました。
日本で日本人を相手にしていても日本語が通じないという状況が悲しいですね。
「あ、だいじょうぶです」と言えばきっと通じたんでしょう。「だいじょうぶ」の本来の意味が変わってきていますね。
「人の日本語をとやかく言える日本語を使っているか」と問われれば自信をもって「はい」とは言えないかもしれませんが常にそれを心がけてはいます。うつくしい日本語を使いたいです。
最近はTVを見ていても残念に思うことが多いです。言葉をたいせつにすべきアナウンサーでもおかしな日本語を使います。
「ら抜き」もありますし「~が・・・れる」と言うべきところが「~が・・・する」になってもいます。
原稿を作る時点での、その人の間違いなんでしょうね、きっと。どこかでどなたがそれらを指摘するべきなんでしょうが、それがなされていません。
「まじか」「やばい」などの言葉だけで会話をすませたくないですね。
できるだけ正しくうつくしい日本語を使うよう意識します。