初心勿忘
2021年01月26日
大きな通りはだいぶ雪がとけ走りやすくなりました。それでも日陰や住宅街の細い道はつるんつるんのばりがりてらんてらんに凍っています。
そんな道を郵便配達の人はどうやって手紙を配っているかわかりますか。
ホンダスーパーカブです。なんと二輪なんです。滑るだけでなく厳寒です。たいへんですよね。個人差はあるようです。ふつうの人はカヌーのアウトリガーよろしく、ずっと両足を雪(氷)面につけたままゆっくり進んでいます。うまい人は足をつけることなく何食わぬ顔でさっそうと走っています。タイヤにスパイクが打ってある冬用(そもそもそんなのがるかどうかも不明)を使っているのかどうか確認したいと思っていますが未確認です。
「どんなタイヤはいてんですか?」と声をかける訳にもいきませんしね。
ちなみに新聞配達は車ですね。すべてかどうかはわかりませんがけっこうよく見かけました。最近は私の出勤時間が新聞配達より遅いので見ていません。
二輪といえば片側2車線の大きなバイパスを自転車にまたがって両脚でこぐようにして乗っているじいさんを見ました。そういうお年寄りがけっこういます。歩くより楽と考えるのでしょうか。車側から見ると危なっかしくて見ていられません。別の日にも木野大通りという車の往来の激しい道でも目撃しました。最徐行でやり過ごしました。
「じいさん気いつけや」とつぶやきました。
そうそうこの間スケート靴を履いて学校へ向かう中学生を見ました。危ないったらありゃしません。
えっと、すみません。これは大うそです。さすがにそれは無理です。
乗り物ついでをもうひとつ。
倉庫入庫待ちの向かいの会社に入るトレーラーがあります。
ドライバーは(たぶん。少なくともわたしよりはずっと)若い女性です。でっかい車体をみごとに操り後退で広くもない空きスペースに一発で停めます。4t 車を持て余し、何回も切り返さないとうまく停車できないどこかのじいさんとは大違いです。
「おお、かっこええ!」と思わず声が出ました。慣れるとある程度できるようになるのでしょうか。
トラック運転一月少しのじいさんはなかなかうまくいきません。取り敢えずぶつけることだけは避けて下手なりにやっていきます。
「とても俺には無理だ」と思っていましたができています。やればできるものなんですね。まだまだ応用は効きませんが違うルートをあえて使ったりホームセンターの駐車場へ乗り入れたりいろいろ練習しています。
コンビニの駐車場は「大型車可」となっているそれでも私には無理ですね。
走りながら、いや信号停車を半分使ってお茶が飲めるようになりました。同様、ちっちゃいパンは食べられました。あまり褒められたことではありませんがちゃんと休憩がとれない日も多いのでやむを得ません。
トラックは後輪駆動でしょうか。信号変わっての発進時よく滑ります。後輪が空転するのでしょう。
「急発進ですよ」とたあこちゃんに注意されます。
「いやいや、ごめんごめん。後ろのタイヤが空回りしてるだけやねんか」。とか掛け合い漫才やっています。
「大きな通りはだいぶ雪がとけ走りやすくなりました」と思っていたら今晩から明日にかけ雪予報です。まいりました。
少しずつは慣れた運転ですが、油断せずやっていきます。