常識の非常識
2021年01月19日
「START ASSIST」というスイッチがトラックの計器盤にあります。今朝それが「on」になっていました。この間-20℃を下回った日にエンジンがなかなかかかりませんでした。
「これはあれか。エンジン始動を助けてくれる、昔のチョークみたいなもんか(「チョーク」なんて今の人にはわかりませんね。寒い朝、エンジンに空気を多めに送り込んでエンジンをかかりやすくしてくれるものでした(たぶん)。ただ物理的につまみを引っ張るだけですが。戻すのを忘れて走ると排気ガスがもうもうと出っぱなしになります。昔、信州でスキー宿に居候してそれをやらかしました)」と押しましたが変わらず。
「どないしたん、早(はよ)かかってえや」。やっとこさっとこなんとかかんとかかかりはしました。
今日それの正体がわかった気がします。エンジン始動ではなく発進補助ですね。それが押されている状態でギアを二速(トラックは二速発進が原則です)に入れると回転数が上がり、アクセルを踏まずとも発進がなめらかです。そういうものでした。一つ新しいことが身に付きました。
いまだにわからないスイッチ等もあります。最初に乗ったときに先輩諸氏に説明してほしかったです。
きっと彼ら(玄人)にとっては常識過ぎて知っていて当たり前なのでしょう。
「彼らの常識世間の非常識」と思うことがこちらへ来て新しい仕事をさせてもらう中で多くあります。
自分が初めてそれをしたときの気持ちを忘れないようにしなければいけません。長年の経験はそれを当然と思ってしまうんでしょうかね。
「いやあ、じいさんなんも知らん人間やしあんじょう教えてや」と・・・・・・冷静に思いつつ人間ができていないじいさんは心中・・・・・・
まあ、ええか。いろいろありますね。
「表示が英語やけどみんなわかんのかなあ」と思います。
「ECONO」「OUTSIDE」「MODE」「AUTO」「SET」「OFF」などなど。
横文字の方がかっこいいと思ってのことですかね。字数や日本語変換が難しいことがそうさせるんでしょうか。なんか違う気がします。私だけでしょうね。
わからない人、初めての人の立場にたっての言動を心がけなければいけませんね。
数年前までの自分のおこないを鑑みると自省の念しきりです。
反省をいかしつつ今後に少しでも挽回しましょう。