和み
2020年12月22日
納品先の会社と道をはさんだ会社に飼われているミニチュアホースです。2頭います。
加えてヤギも1頭。先着納品のトラック待ち時間にちょいとご挨拶に。近寄ると近寄ってきます。
「おおおお、来たか来たか、なんもないで、やれるもんは」。頭をなでようとするとあからさまに嫌がります。
「なんもなかったらあかんのか。ほいほい」。もどって運転席から見ると近所の人らしきがニンジンらしきをやっています。
「なるほど。なんの施しも持たぬ俺はいらんのやな」。現金なやつらです。それでもかわいいから許します。
慣れぬ4t 車運転、右も左もわからぬ流通運送業界。困惑気味のじいさんにしばしの潤い時間です。
言われることが違うのがきついですね。
「待て」と言われて待つと言われます。
「何してんの」
「待てと言われたので待っています」
「そんなのなんだかこんだかだからなんとかかんとかかくかくしかじかだからこうしろよ」
「まだ1週間なんで私にはわから7ないことばかりです」。言い訳はしないのが原則ですが、せざるをえませんね。
人によって言うことが違うのがつらいですね。まあ、そんなことにも慣れてきました。残念ながらそれがふつうなんでしょうかね、世間一般では。
ちょいとしんどいし腑に落ちないですが、そんなもんでしょう。
もうちょっと、ちょっとでいいからせめてその日の段取りを誰にもわかるようにしてくれたらいいなあと思います。
ずっとやっている先輩諸氏にすれば当然のことを素人の私にも同様に言われます。私はなにもわからぬまま指示通り動きますが右往左往するだけ。いつも「?」をきらきらさせながらやっています。たいへんだ。
「自分の新人のときを思い起こしてくださいな。なんもわからんかったんたんとちゃうんですか」と言い訳がましいことを思う私はやはり未熟ですね。
未熟は認めます。毎日なんらか失敗をします。
「明日こそはそれをなしで」と思いつつ寝ています。
今夜もそう思いつつ床に就きます。