かぼちゃの一生?

2020年11月13日

今日の仕事はかぼちゃの選別。と言っても廃棄前のそれらから数少ない使えるものを選び出すという地味な作業です。
傷や形などなんらかの理由で製品にならなかったものです。保存中に腐ったり傷んだりしています。
種まきから草刈りなどかぼちゃの人生(いやちゃうな)に関わったものとしてはあまりうれしい仕事ではありません。一つでも多くを救い(製品にし)たい思いで選別しました。

その過程でいくつか出てきたのが「栗五郎」という品種です。

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左は「ケント」。加工用です。右が「栗五郎」で、甘味が強いそうです。
「つゆはらさん、かぼちゃもって帰った?」
「いや、かくかくしかじか家にあります」
「遠慮しなくていいから持って帰んな。食べられるのがかぼちゃにとっていちばんいいからね」
「はい、ありがとうございます。『栗五郎』を食べてみたいんでいただいて帰ります」ともらって来たのが写真です。頭がとんがった「ケント」と違い「栗五郎」は扁平。いかにも「かぼちゃらしい」形だと思いませんか。食べるのが楽しみです。
農業手伝いをしているといろいろ作物をいただいて食べられます。ありがたくうれしいです。
おしなべてうまいです。

農場内の地面の模様です。なんだかおわかりでしょうか。

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落葉松の落ち葉が風で吹き寄せられ地面につくった模様です。雨の湿り気が残ったところにたまったのでしょうか。真相はわかりません。

まるで雪が降るかのように葉が落ちます。落葉松も冬を迎えます。
農場内もあちこちで冬支度が進んでいます。長く厳しい冬は新しい春を迎えるための備えです。

十勝の冬は格別に寒いですがけっして嫌いではありません。楽しく過ごして新しい春を迎えたいですね。