かぼちゃ日記
2020年10月04日
「ベトナムの人もすなるかぼちゃの茎炒めといふものをつゆじいもしてみむとて、するなり」。ということでかぼちゃの茎を炒めてみました。
蔓の先っぽの柔らかそうな部分を選んでちょっきん。さらに柔らかそうな葉柄を集めて皮をむきました。(けっこうめんどうくさかった)
油でニンニクを炒め香りがでたら豚肉とともにちゃちゃっと炒め、塩胡椒。隠し味に醤油と麺つゆをほんの少し。
固くて食べられないそれらもありましたが柔らかいのはおいしかったです。癖のないフキのような食感でしたね。味はそんなに強く何かを主張するというのではありませんでした。サツマイモのそれらはイモの甘味がありましたがかぼちゃの甘味は感じませんでした。
わざわざもう一度食べるというほどではありませんでしたか、残念ながら。
ベトナムの人たちは野菜を食べます。男女にかかわらず自炊をしているようです(たぶん)。選果で使う包丁さばきも巧みです。男性陣の弁当を遠目に見ましたが白米の上になにかの炒めたものや炊いたもんがのっている感じでしたね。たくましくわしわし食っているのに若さを感じます。
アルゼンチンは野菜はあまり食べないようです。栄養バランスは問題ないのか心配しますがよけいなお世話ですね。生まれてからの食習慣はそう簡単には変えられないのでしょう。
いや、そんなことないか。私も子ども時代は大根の煮物は嫌いでした。白菜も同様。かぼちゃは甘くて好きでした。
中年からこっちは大根、白菜大好きです。かぼちゃは30~50歳くらいはあまり好みませんでしたが最近はそのうまさに目覚めましたね。小芋、さつま芋も同じです。
食の好き好きは変わります。
私の好き好きは極端です。
あの人いや、これ嫌いということも多いですね。
もちろんじいさんですから、そのへんは大人の対応はします。
そんな歳です。