よく学びよく遊べ
2020年09月02日
だいこんの選果で箱作りを仰せつかっております。ず~っと箱を作り続けました。10~15kg 入るそれらを少なく見積もっても2,500箱くらい作りましたね。
「いったいどこでどなたがこれらのだいこんを消費するんだろ?」という素朴な疑問がふと浮かびました。加工用ではないと思います。どこかの店頭に並ぶのでしょう。
箱作り。地味ですがじんわりじんわり疲れが襲います。トラック助手とは違った疲れです。アントネラもだいこんの重みで腕が痛いと言っていました。ファンもだいこんの洗浄機への投入がかりでぐったりです。それでも彼らはよく働きます。
ベトナム人もよく動きます。気働きもできます。若いから機敏ですし力もあります。ずいぶん助けられています。ありがとさんです。
ベトナム人が一挙にふえたので名前がお互いにわかりません。そこで大きな名札です。といっても我々日本方は布テープに油性マジックで書いたものです。
ベトナム方はきちんと布に印字されたものを背中にゼッケンよろしく安全ピンでつけてありました。
タインくんとトワンくんには私の名前の読み方を教えてみました。覚えられるかな。
私にとってのベトナム語と同じくらい彼らにとっての日本語は難しいのでしょう。それでも片言とはいえしゃべります。ファンとアントネラも同様です。じいさんも難しいと思うだけでなく努力はすべきだな。
今日はスペイン語での「犬」を教えてもらいました。
「べろ」
「ヴェロ?」
「No. 〇〇ロ」
「"v" or "b"?」
「No. "p"]
「Ah, ペロ?」
「"r" or "l" ?」
「"r"」とかなんとか。
「日本人には"r"と"l"の区別は難しい」。
やっとのことで犬が「ペロ」だとわかりました。「ロ」はかなり巻き舌のそれです。スペイン語にはそれが多いです。
ベトナム語はなんだろうどうだろう、うまく表現できません。なんか「ウックン」と喉の奥で鳴らすような感じの音が多い気がします。とにかく声がでかいですね。
それぞれお国柄があります。彼らには日本人はどう映っているんでしょうかね。言葉が通じれば聞いてみたいです。
言葉に限らず学んでおいて、知っていて損なことはないかな。いや損得でなくてなんだろ、うまく言えません。
「若い人は学んだり遊んだりの中で、多くのことを知り世間を広げていってくれたらいいんじゃないかな」とじいさんになったつゆはらくんは思います。