晴耕雨読?

2020年06月30日

雨で降りこめられて何もすることがありません。(悲しい)
本を読みました。佐々木譲さんの北海道警察シリーズ第6弾『人質』に続いて『憂いなき街』。前者は構想がちょっと意外で、展開に妙味がありました。後者はまだ読み始めたばかりですが「つかみ」はがっちりです。期待できそうです。

妻に言われました。
「あなたの夢だった晴耕雨読だね」
「う~ん、ちょっとちがうけどまあそうかなあ」と笑い合いました。

「このままではいけない」と雨間(あまあい)に散歩。4km くらいをたったかてくてく。走れるものなら走ればよかったんですが走れましょうか。次回時間があればやってみましょう。

裏に前からある木に白い花が咲き始めました。

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香りが甘くギンモクセイやキンモクセイに似ています。ハチにもおいしいのでしょう。羽音がうるさいくらい群がってきます。調べると「イボタノキ」というようです。秋には黒い実をつけ食べ物の少ない冬にはヒーヨが来ていました。
こちらへ来て季節が一回り。少しはなじみましたか。さらになじんでいきましょう。

ほんわか

2020年06月29日

ナガイモ畑の草刈りとネットに巻いていない蔓を巻くという地味な仕事を午後からずっと。草はほとんどありません。「野良イモ」と言われる去年や一昨年から残ったジャガイモから伸びた茎を刈り取るくらいです。アカザも小さいながらけっこう生えていました。

ネットに蔓を巻き付けるとき切れないように細心の注意を払いますが切れることもしばしば。
「ごめんな。せっかく伸びたのに」とか言いながらこつこつと。単純ですが好きですね、この作業は。

合間、パウラやアントネラがうれしそうに報告。
「つゆじい、きつね、見たよ」
「おお、そうかそれはよかった。かわいかったか」
「うん」とかなんとか。小動物をかわいいと思うのは万国共通でしょうか。
ほんわか。

帰ってうちの畑を観察。

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まだまだ青いブルーベリーです。ジャムができるほど実ればいいのですがそうはいきませんよね。いっぱいの実をつけるには数年かかるでしょうかね。そこまでがんばってむしゃむしゃ食べましょう。
レッドカラントは少し赤く色づき始めました。こちらは樹勢に力があり、2年目でけっこう大きくなっています。あまり甘い実ではありませんが野性味はあります。味わうのが楽しみです。
ハスカップは花をつけません。これからなんでしょうか。花が咲かなければ実を結びません。ぜひ実ってほしいのですが、どうなりましょう。経過観察を続けます。花も実もありませんが甘いのでしょう。アリがたくさん集(たか)っています。

二女から父の日プレゼントが届きました。伏見の銘酒かな。

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休みの前の夜にゆっくりじっくり飲ませてもらおうと思っています。

娘らや孫たちとすっかり遠くに離れてしまい正直さびしいですね。世間が落ち着いたら会いに行きたいですね。その日を楽しみに励みましょう。

雨予報で明日の仕事は現時点では休み。
「明日の朝『やるよ』ということもあり得る最悪のやつです」とI 藤さん。
確かになんとも中途半端で最悪かもしれません。
それなり心身ともに備えましょう。

讃岐うどん

2020年06月28日

マガモの番が車道を散歩。

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「おいおい、ひかれるなよ」。
蓮くんが追うも平気の体で悠々と。通りかかった車の人も徐行、苦笑い。心和んだひとときでした。
本来ならいない季節のはずですがいついてしまったのでしょうか。京都でも鴨川にとどまり留鳥になった鴨がいっぱいいましたね。

我が家の畑。「業務上横領かぼちゃ」に本葉が出始めました。

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出芽率100%です。本気で育つと一面がかぼちゃの茎や葉で覆われてしまいます。果たしてどうなるでしょうかね。りっぱに育つように牛糞、鶏糞、油かすなどの肥料を施してやりました。実を結び、食するのが楽しみです。
つるなしインゲンも少しずつ大きくなっています。私が育てるのは初めてです。今後の成長具合が不明です。どんなふうに大きくなってくれるのでしょうか。期待します。

叔母がうどんを送ってくれました。

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さっそく夕食でいただきました。讃岐のうどんはやっぱりうまし! 裏で採れた大葉で巻いたちくわの天ぷらを用意し、はつか大根を薬味に添えて食べました。

雨のおかげ(せい?)で思わぬ連休になりました。明日は平常どおりです。3日も休むと出るのが億劫になります。気合を入れてやりましょう。

死という最後の未来

2020年06月27日

「たまには外でラーメンを食べようか」と昨日近くのお店へ。「みそ」と「しょうゆ」は以前に食べたので「しお」にしました。残念ながらもう一回は頼まない味でした。残念です。
それを取り返そうと別の店へ。そこも「みそ」と「しょうゆ」は味わい済みです。今日の「しお」は幸いおいしかったです。よかったよかった。

雨のやみ間に裏庭へ。
「少しでも草引きをしてやるか」と。先日買ってあった柄の長い鋤のような道具を使いました。使いここちやよし。よく切れるし、腰を曲げずにすむのでらくちんでした。

アジサイとユリに小さなつぼみがついていました。

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いずれも十勝へきてから買い求めたものです。
「2年目も無事に咲いてくれるかな」と思っていたので一安心です。きれいな花を咲かせてくれるのを期待しましょう。

写真下左は「塩野菜」です。じつは「アカザ」という名の植物でした。十勝の師 I 藤さんが電話をくれました。
「業務連絡じゃなくて、ほらこの間、なんだっけあのベトナムのコーディネータの・・・・・・」
「ファンさん」
「そうそう。食べたあの雑草、今M 本さんとしゃべってて・・・・・・」とわざわざ教えてくれました。
「ウイキで調べてみたらおもしろいことが買いてありますよ」
「わかりました。すぐ調べてみます」

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「同じアカザ科のホウレンソウによく似た味がする。シュウ酸を多く含むために生食には適さない。好んで食べる人は少ない。『藜(れい・中国名)の羹(あつもの)は粗末な食事の形容に使われる」とあります。「食べるけれどそんなにうまくないし物好きの食べ物」というところでしょうかね。

右はルピナスの種です。元は京都を離れるにあたり、生徒のOFくんがくれたものです。
まいた年には花は咲きません。それが2年越しで開花して結実。種とりをしてその子孫を残せましょうか。

「それを見届けることがあと何年できるのかな」というようなことを思う年になりました。
石原慎太郎氏と曾野綾子氏の「死」についての共著が話題になっているようです。
読んでみましょうか。

晴勤雨休

2020年06月26日

「~が見れてうれしいですね」と朝のTV番組でコメンテイターが言っていました。最近は「ら抜き」がふつうになりつつあります。目くじらを立てるつもりはありませんが私には違和感があるので使いません。
文字になった広告にも「ら抜き」が散見されます。私の思惑とは違って市民権を得つつあるのでしょう。ただ言葉を仕事とする人たちには使ってほしくありませんね。アナウンサーがそれを使っているとその局や番組自体の信頼性を疑ってしまいます。
前職のときは子どもらに正しい日本語を使ってほしいとの思いでいちいち正していました。今はTVに向かって突っ込む程度です。
言葉は「いきもの」。変わっていくのも必然なのかもしれません、ね。私はできるかぎり「ら抜き」は使わずにやっていきます。
十勝(だけではないのかな)は「ら抜き」が大勢を占めます。少なくとも私の回りには「ら抜き」が多いですね。
もうひとつ「ら抜き」に関連しておもしろいことがあります。「流せる」のような可能動詞に可能の助動詞「れる」をつけるんです。「流せれる」と言います。他地域・地方でもあるのでしょうか。私の経験では初めてで興味深く思っています。非難するつもりはありません。単なる方言として受け取っています。言葉の持つ「味」でしょう。その地でしか楽しめないものとして接していきます。

雨の合間に畑を見るとエンツァイ(空芯菜)が芽を出していました。

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気象条件のせいか京都で育てたときほどうまく行かなかった去年です。今年はどんな塩梅でしょうか。今、いっしょに仕事をしているベトナム人のファンさんにあげられればいいのですが、彼女の十勝滞在中には間に合わないでしょうね。なんでもコーディネータの仕事をしつつ日本中を渡り歩いているようです。そんな人生もおもしろいのかな。たいへんでしょうね。

郵貯など金融機関へ行ったくらいで、その他は雨で何もしませんでした。「雨で仕事が休み」というのもなかなかつらいものがあります。前のように走るという選択肢がなくなったのでそれほどストレスを感じませんができればいい天気の日に休めてもいいかなともいます。

ということで明日も雨のため休みです。あはは・・・・・・

スペイン語は難しい

2020年06月25日

文化人類学者が未知の地へ調査に行き、その地域の言語を調べるためにどうするかわかりますか?
まず「何」という語を知るそうです。
「何」を知るために現地の子どもたちの前で彼らが知らないものを見せる。
すると彼らは口々に「何?」という現地語を発します。
その「何」を使って今度は逆に子どもらに片っ端から物の名を尋ねてその地の単語をふやしていくそうです。(なにやらわかりにくい説明ですが、昔何かの本で読んだのですがあやふやです)

その伝で今日はアルゼンチン人のパウラに聞きました。
「Japanese "なに" English "what" in Spanish ? 」
「Oh, "ケ"」
「" ケ?"」
「Ah, easy.」。早速その語を使って尋ねました。
「『雨』 in Japanese, "rain" in English, in Spanish?」
「Oh, ジュビュア」
「そう、雨が降るは✖✖〇〇」
「むずかしい。おぼえられない」
「スペイン語には男性と女性がある」
「そういえば昔フランス語でもそうだと習った」とかなんとかをやりとり。スペイン語は難しいですね。っていうか英語もフランス語もハナモゲラ語(はあ? そんなんあるの?「あるわけないやん」あんたなあ)も難しいです。
「何?」がわかって、聞いても聞き取れないです。どうしようもありません。
スペイン語習得頓挫ですね。

明日は雨予報。畑はおやすみです。ちょっと疲れてもいたのでちょうどよい休養になります。
ゆっくりさせてもらうつもりです。といってもせっかくの休みだし、楽しみます。

はつか大根

2020年06月24日

上腕と肩の筋肉を鍛えられた一日でした。特に肩がバッキバキです。毎日仕事をさせてもらいながら筋トレができる、ありがたいことではありませんか。(しんどいけどね)

心も鍛えてもらった一日でした。外人部隊にちょっとした問題点があるとなぜかじいさん(私)にその苦言、注意が飛んできます。
「嫌なことばっかり頼んで悪いけど・・・・・・」
「わかりました。言っておきます」。
「なんで俺? 通訳でもコーディネータでもないねんけどな」と思います。嫌なことはできるだけ早くと思って伝えました。相手はコーディネータです。けっこう主張が強いので簡単には納得しません。(しんどいっす)

彼らは思った以上に勤勉に仕事をしますね、外人部隊は。作業手順の説明が難しい日でしたが、身振り手振りと幼児程度の英語で説明すると物わかりよく理解。てきぱき仕事を進めます。私なんかよりずっと呑み込みがいいです。
そんなこんなで順調に仕事が進みました。

いろいろ問題も発生しますが楽しくやっています、やろうとしています。眉間にしわ寄せてやっていてもおもしろくないけんね(あんたどこの人?「さて、どこでしょうね」)。
しんどいながらも楽しい仕事。まあ、やらずんばなりませんからやります。

帰って自宅裏の畑を見るとはつか大根が。

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生でぽりぽりいただきました。少々の辛みにしゃきしゃき食感。おいしいですね。つるなしインゲンやいろいろピーマン、カボチャ、空芯菜などの収穫を楽しみに待ちましょう。
ハスカップやレッドカラント、ブルーベリーも実ってくれるんでしょうかね。期待します。

外人部隊

2020年06月23日

じいさんは今日も外人部隊(?)を率いて東奔西走南船北馬? 道を間違ったりなんだりかんだりで、なかなかにぐるぐる回りました。十勝歴1年のじいさんには厳しい面もあります。回り中が畑しかないので目印が少なくて困ります。
彼らには伝えるべきはしっかり伝えなければいけませんが言葉の壁は高いです。ベトナム語、スペイン語は皆目。下手くそな英語で身振り手振り、日本語を加えて四苦八苦であります。(あ~しんど)
日本人でも説明してもわかってくれへん人もいるしなあ・・・・・・わかる気があるかないかというより聞く耳持たへんのちゃうかと思うときもありますわ。あ~辛。

そんな中、畑わきで見かけたヤマアジサイ(?)です。野生でしょうか。身の丈はゆうに私の2倍以上あります

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「こんなところにひっそり、いや堂堂と咲いてんねや。がんばりや」と思わず声をかけました。
右はアカタテハでしょうか。本州で見かけるものと変わりませんが、昆虫学的にはチョウ目・アゲハチョウ上科タテハチョウ科であって・・・・・・それ以上は知りません。あはは・・・・・・
セミは本州と違いますがチョウは似ていましょうか。

帰ると長女から父の日プレゼントが届いていました。真穂ちゃんの絵や弟、幸太郎くんとのツーショット写真も同封されていました。

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かわいいですね。幸太郎くんには会っていません。写真、動画の中だけの存在です。すっかり大きくなり笑顔もくっきりすっきりすばらしいですね。真穂ちゃんはすっかりお姉さんです。
図書カードが入っていて、娘の手紙には「本とのいい出合いを」との文言があります。
うれしいですね。「これ」っていう本を買うのに使わせてもらいます。

感謝しつつやすませてもらいます。


いかめし

2020年06月22日

出勤時の気温は11℃でした。ベトナムのファンさんは肩をすくめています。
「寒い」を連発。そりゃそうでしょう。私も寒いと思いました。うすいウインドブレーカを一日中はおったままで仕事をしました。妻は家でストーブをつけたようです。6月だというのになんとも因果な天候です。ある意味「さすがに北海道」というところでしょう。

カボチャ種まきに始まりナガイモ関係の諸諸で一日多忙。正直心身ともに疲れました。じいさんを実感します。スマホを見ると14.9km 歩いたと記録があります。まあ、フルマラソンフィニッシャーのつゆじいにとってはどってことない距離です。(おいおい自慢か、かっこ悪いで「いや、そんなつもりは毛頭ありません)
「身」はともかく「心」はめんどうくさいですね。そっちの方がしんどいですね。

夕飯に妻自作の「いかめし」が。旬なのかいかがスーパー店頭に並んでいるそうです。

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生のいかに餅米をつめて蒸かしたようです。米のなかまでは味が「しゅんで」いませんでしたがそれがかえってあっさりめでちょうどよかったです。渡道後、スーパーで買ったのを食べて以来2回目です。いかの風味が米にうつっていい感じです。料理上手の妻に感謝です。

明日も早いのでやすませてもらいましょう。

ナガイモもち

2020年06月21日

珍しい北海道味のアイスクリーム詰め合わせを孫に送りました。(私は食べたことはありません)
動画が送られてきました。
「じいじありがとう」と満面の笑みで目がきらきらしている真穂ちゃんを見るとじいじはうれしいぞ。目から鼻水状態だ。

今日はナガイモ畑でポール立て。筋肉痛が激しいです。特に腹筋。人生で一番も過言ではないくらいです。明朝がこわいです。

そんな畑で和ませてくれる花です。

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ノコギリソウだと思います。微妙な色ちがいが美しさを醸します。葉っぱがその名の由来でしょうか、ギザギザしています。いろいろな野の花がとりどりの色を競っています。美しや。十勝の野山は花満開です。

N農場のM原さんからナガイモをつぶして片栗粉を入れた「イモもち」状態の大きな塊をいただきました。

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アルゼンチンやベトナムからの実習生もふくめてみんなにくれました。作るのたいへんだったでしょう。さっそくバター焼きにして砂糖醤油の味つけでよばれました。おいしかったです。

帰りの車中でアントネラに聞かれました。
「あ、あ~つゆじい。これどうやって食べるの?」
「バターで焼いて醤油と砂糖少しで味をつけて食べるといいよ」みたいに言ったんですが通じたかな。今思うともう少し親切に説明できればよかったなと反省しています。
せめて高校生レベルの会話ができるようにしたいですね。

朝一M川さんに言われました。
「英語ペラペラなんだって。頼りにしてるよ」
「いや、全然そんなことないですよ。世間話はできても仕事の指示は難しい、できませんよ」。それを聞いた通訳兼コーディネータのホアンさんも言います。
「そうそう、そうなんです。仕事の話、難し」。やっぱりそうなんだな・・・・・・

そう言えば今日は夏至。あいにく夕方の天気はよくなく、日長を実感できませんでした。明日から少しずつ日が短くなると思うとちょっとさびしいです。ま、夏はこれからが本番だし楽しみましょう。

おやすみなさい。

鳥が来た

2020年06月20日

二女の孫、莉乃ちゃんと大成くんから手紙をもらいました。うれしいですね。

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莉乃ちゃんは再開された幼稚園に楽しそうに通い、字も読んだり書いたりが少しずつできるようになったとあり、大成くんには「いやいや期」で手を焼いているとあります。よく送られてくる動画や写真の顔を浮かべながら目を細めているじいさんがいます。会いたいですね。

バードテーブルにシジュウカラがやってきました。朝、居間で本を読んでいると気配を感じました。目玉だけを動かして様子を見ているとペットボトル(自作給餌装置?)や周辺に散った小さな穀物を啄んでいます。
「やった~」と心で叫びながら観察。数羽が数分滞在してくれました。写真を撮りたかったのですが下手に動いて警戒されても困ります。
「あそこは変なじじいが室内にいてあやしい目で見ているぞ」となって来てくれなくなったら悲しいですから行動は慎重にします。舞い上がらんばかりにうれしかったですね。

本日の収穫です。たったふたつです。

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よく熟れたブルーベリーです。妻と一粒ずついただきました。たいへん甘くておいしかったです。欲を言えばもっとたくさん、ジャムにするくらい採れてくれればいいのですが世間はそう甘くはありません。あと十数粒は青い実がついています。今年は一年目なので多くは期待できませんね。来年以降、木が育つのを待ちましょう。

花や葉っぱを育てるのももちろん好きですが実や葉を食べられるというのも魅力です。
収穫があればご報告します。

ホアンさんおすすめの「塩野菜」。ニンニクを炒めて牛肉と共にしょうゆ、少量の砂糖、塩胡椒で調理しました。

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最後に黒胡椒をアクセントにぱらり。ちょっとしょうゆを入れ過ぎしょっぱかったですがおいしかったです。粘りがあって苦味が残る、しゃきしゃきと食感を持つ野草です。空心菜に似ていなくもないかな。ところ変わればです。まさか食べられるものだとは思いませんでした。
お腹が痛くならないにように願いましょう。

機会があれば今後もいろいろ試してみます。

人生いろいろ

2020年06月19日

ホアンさんに教えてもらいました。畑の横にある雑草が食べられるとのこと。
「『塩野菜』というね。ここに塩みたいなのがついてる」。確かについています。
「ニンニクを油で炒めてそのあとこれを炒める。とってもおいしい」。私は直接見ていませんが今日のお弁当に持参していておいしそうに食べていたらしいです。

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それで私も摘んで帰りました。ニンニクがなかったので改めて挑みます。実はうちの裏庭にも生えています。材料には事欠きません。成長具合を確かめつつ食べてみます。牛肉といっしょが合うそうです。

今日は「桑の実」がたまたまあってホアンさんにも紹介。いっしょに食べました。
「あまくておいしい」と喜んでいました。

パウラさん、いろいろ話していろいろわかりました。
「なぜ日本?」
「アニメ大好き。ドラゴンボール、鳥山明、『もののけ姫』、黒澤明監督・・・・・・」
「さびしくないの?」
「さびしいけど、東京に boy friend がいるから大丈夫。アルゼンチンには帰っても仕事がないから・・・・・・」
「東京でなにしてたの?」
「ホテルで仕事。でもコロナでホテルが閉鎖。仕方なく帯広に来た」とかなんとか。世界の縮図が身近にあります。

カボチャの種を補植しつつタトゥ―の話やビールの好み、セミ(アルゼンチンにはいないみたいです)や日本地理・観光の話、たこやきや肉の好みなど5、6時間話しました。私の娘や孫にも話が及んだかな。

人生いろいろあります。地球上でおよそ70億のそれらが営まれているわけです。
その一つのじいさんの悩みや日日の出来事はちっぽけです。でもそれなりに大事でかけがえのないものでもあります。
余生も悩みつつなんだかんだありつつ喜怒哀楽、泣いたりわめいたりしながら(しないか)生きていきましょう。

帰りぎわフンさんにあいさつ。
「タ ビェ」。フンさんにっこりうれしそうに笑ってくれます。
「そう、うまい。だいじょぶ、合ってる」とホアンさん。
教えてもらった「さようなら」が通じてうれしかったぞよかったぞ。

ひばり

2020年06月18日

「つゆはらさん、つゆはらさん。ちょっとちょっと。早く早く」。慌てて駆け付けた目前にあったものは写真のものです。

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「何の巣ですかね」
「たぶん、ひばりじゃないかな。さっき親鳥らしきを見たんですよ」。そう水平に遠くまで飛び、そこから上昇します。巣を守るためにそういう方法をとるというのはものの本か何かで読んで知ってはいました。実際を見るのは初めてです。

そういえばかぼちゃ畑の現場が始まってから、いやビート移植のころからかな、空高くでピーチクパーチクやっていました。ひばりといえば「空高く」「ピーチクパーチク」が私の中では常套句かな。

心配なのはやっと本葉が出たばかりのかぼちゃ畑の真ん中に巣を作って産卵。こんなに目だって天敵に狙われないのでしょうか。本能でそうしているんでしょうから私の思いは杞憂でしょう。

ひばりといえば自分が小2のころ、教科書に載っていた詩を思い出します。
「ひばりのす みつけた まだだれも知らない
 あの青い屋根の向こう・・・・・・」とかいう感じだったかなあ? 半世紀以上前のことなんで定かではありません。60年以上も生かせてもらったことに感謝します。

長く生きるといろんなことにところにものにそれぞれの思いがよみがえります。
いろいろありました。
これからもいろいろあるのでしょう。

Call me Tsuyu-jii, please.

2020年06月17日

「My name is Tsuyuhara. Please call me Tsuyu - jii. Jii means grandpa. 」とかなんとかで朝が始まりました。
行って初めてわかりました。アルゼンチンから3名、ベトナムから1名の実習生が来ています。
「そういえばなんか数日前に見学してたか」。
アルゼンチンの女性2人はアントネラさんとパウラさん、男性は1人。長髪です。(名前覚えきれませんでした。明日聞きます)。
ベトナムからの男性フンさんは日本語はわからないし英語もだめでした。独りぼっちで無言の作業はしんどいだろうと会話を試みようとしますがとっかかりがまったくありません。身振り手振りで最低限の仕事の指示だけかな、できたのは。ことばの大切さを思います。
今思えば英語はわかると思った私の浅はかさが際立ちますね。現にフンさんはわからなかったわけですからね。
通訳のベトナム人女性、フォ(ホ?)アンさんは日本語、英語、もちろんベトナム語も話せます。(すごいですよね)彼女がフンさんとしゃべっているので私が気をつかう必要はないのでしょう。

彼らを交えて何をやったかというと忠類のかぼちゃ畑での補植です。

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以前見に行ったときよりさらに多くの種や新芽がやられていました。一列ごとに虱潰しで種を補いました。
本葉が出ていた種もいっぱいありましたがカラス(?)でしょうか。我々が今日植えている横の電線でカラスが手ぐすねを引いているかのように鳴いています。
「ありがとう。また食事を提供してくれるんですね」と。

対策に「防鳥凧」なるものを設置しました。翼長1.5m くらいの大きなものです。明日、時間があれば写真を撮ります。お披露目します。
「カラス賢いしこんなん通用します?」とI 藤さんに聞きました。
「どうなんでしょうね。わかりませんねえ」と彼らしい回答。まあ、小さい野鳥、シジュウカラなどには効き目もありましょうか。
写真右はシジュウカラです。繁殖期のさえずりでしょうか。いつもと違う声です。
「じじいじじー」と聞こえます。
彼らの春でしょうか。十勝はやっと夏の初めにかかりましたか。明日から少し気温も下がるようです。
気合いを入れていきます。風邪などひいては目も当てられませんからね。

サラダ記念日

2020年06月16日

「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」とは俵万智さん。
「コンビニへ行くのがめんどうと俺が思って以来吸っていないから今日は禁煙記念日」。ずいぶんな字余りですが俵さんなら許してくれるでしょう。
そう、禁煙をして今日で3年目です。よくぞまあ、あれだけの(どれだけ?)愛煙家だった私がすっぱりさっぱりくっきりやめられたものす。今では半径500m 以内で誰かが吸っているたばこの臭いがわかるほどの鼻になりました。(うそです。すみません)

今の現場の喫煙率は高いです。個人の嗜好ですからとやかくは言いません。もう少し節度と回りへの気づかいはあってもいいかなとは思います。(とやかく言うてるやん「すみません。ところによってはこちら当然のルールが通用しないので恥ずかしい思いをされないようにと思ってです」さよか)

こっちは喫煙率が高いように思います。やめた私が吸う人を気にするあまりの個人的な感想かもしれません。吸いたい方は吸えばいいんですが回りで嫌な思いをしている人がいるかもしれないと少し気を配りましょう。その方がかっこいいと思います。

バードテーブルになかなか野鳥が来てくれません。
1羽が来てくれればその鳥がSNSなどで拡散してくれて途端に野鳥の大集合になるのかもしれません。今のところそれは実現していません。
「鳥が好む水場があるといい」というのも聞きました。

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ということで鉢を買ってきました。下に敷く木の切り株輪切り状の擬石と合わせて3,000円くらいかかりました。
「安くはないけどしょうがないか」というところかな・・・・・・

右は去年のコスモスの子どもです。順調にいけばけっこうたくさん花を拝めるかもしれません。
秋を楽しみにします。
十勝2年目。1年目でいろいろ知れましたがまだまだです。新しい出合いを期待します。
何に出合えましょうか楽しみです。

今日も明日も

2020年06月15日

今日は雨で仕事が休み。
「せっかくなのでちょっと草引きを」と雑草生える庭へ。バードテーブルがややかしいでいるので補強補修。

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10日ほど前かな、かぼちゃの種まきのときにポケットに入っていたこぼれ種をまきました。
「農家さんに業務上横領で訴えられるかな」なんて思っていましたがちゃんと芽が出ました。(写真左)初めてなんで楽しみですが本気で伸びるとそこら中、茎で覆われるかもしれませんね。
室内で育てているのはOFくんがくれたイタリアンパセリ。向日性でかみんな顔を外へ向けています。へにゃへにゃですが食べられるまでにちゃんと育つのでしょうかね。(写真中)
つるなしインゲンも株間を空けて移植。当初へにゃあってなっていましたが回復しました。(写真右)

運よく入手できた空心菜の種もまきました。去年は生育ぐあいが今ひとつでした。今年はうまく育ってほしいですね。

「せっかくなのでちょっと買い物に」と十勝唯一の百貨店、藤丸へ。たいしたものは買い(え)ません。
目的のものを買った横は本売り場。つい足がふらふらと。誉田さんの新刊と柏井さんのそれを買ってしまいました。
帰りにブックオフへも立ち寄りました。探していた佐々木さんの道警シリーズ6~8弾がそろっていたので迷わず買ってしまいました。
節約の意味もあり、あまり新たに買わないよう心がけていました。まあ、たまにはいいでしょう。10万円もいただいたことだし、もうすぐ父の日だし自分で自分に贈り物だ。むはははは・・・・・・

明日も雨で仕事が休みです。

ささやかな幸せ

2020年06月14日

ナガイモ畑。9時30分と3時に休憩があります。冷たい飲み物(菓子も)がいただけます。私が選ぶのは緑茶かブラックコーヒーなど無糖のもの。たまに甘いのをいただきますが後にのどの渇きを覚えます。
今日はクーラーボックス内になななんと「午後の紅茶無糖」がありました。好物です。2回とも迷わずいただきました。ささやかながら幸せを感じたひとときでした。

30℃には達していなかったかもしれませんが休憩時の冷たい飲みものは何物にも替えがたい甘露です。それを働く人全員にくれるとはありがたや。農場主は太っ腹? ですかね。

ここ数日の好天、暑さで日焼けしました。

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写真は私の右腕です。(汚い腕を見せるな「はいはい、そだね」)
ここまで焼けるのは外遊びが好きだったつゆじいでもそうそうありませんでした。畑仕事は長袖着用が原則。けが予防にもその方がいいのでしょう。今の現場はその可能性が低いので半袖T シャツで作業。結果、まっくろくろすけになりました。ちょっと痛いくらいです。失敗しました。軽率です。(いつものことやな)

明日は天気予報が「雨」。休みです。そんなに降らないという話もありますが
「休めてよかった」というのが疲れ気味だったので本音です。
ゆ~っくりさせてもらいます。

『大造じいさんとガン』

2020年06月13日

おにぎりをボルちゃんの中から投げてしまいました。北海道弁で「なげる」は「すてる」の意だというのはご存じの方も多いでしょう。なんともおもしろい表現ですがこちらの人は当然のごとく使います。まあ、関西弁の「ほかす」も似たようなもんですがね。

閑話休題。あまりの暑さに食欲減退。昼におにぎり1個を食べ残しました。
帰りに食べようとラップを向いてボルちゃん出発。車内に蠅が。
「ええい、うるさいやつやなあ」とおにぎりを持った手を振るとラップだけ残して、おにぎりがすっ飛んでいきました。63歳にして初めての所業です。対向車も後続車もいなかったのでどなたにも迷惑がかからなかったのが不幸中の幸いです。
まいりました。もったいな・・・・・・

「壊れるまで使う」「食べ物は粗末にしない」を人生の指針とするつゆじいとしては痛恨の出来事でした。なんちゃって、ね。大げさだね。二度とないように注意はします。

十勝は30℃超え。暑かったですね。まあ京都の暑さに比べればそれほどではないのですが暑いのは事実。疲れました。

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暑さの奥に聳える日高山脈。ずいぶん残雪が減ってきました。清水の畑から見たのと同じ山かなと思います。いつころ頂の雪は消えるのでしょうか。いつ次の雪が積もるのでしょうかね。注意を払っていきます。

「残雪」といえば椋鳩十さんの『大造じいさんとガン』が浮かびます。光村図書の小5の教科書にありました。前職を懐かしく感じます。
明日は日曜ですが仕事です。
「しんどいから休みでもいいな」と思っていましたが畑の都合で出勤です。農業関係の最優先は「畑」と天気ですかね。
やることがあることに感謝しつつ老体に鞭打ちます。むはははは・・・・・・むっは

ならではの味

2020年06月12日

立てられたポールにネットを張る作業を一日ずっと。持参の手袋がその作業に向かず、素手でやりました。ナイロン製の糸や強い張力のゴムを指で引っ張ります。幸い皮膚は無事でしたがかなり痛かったです。

ふだん使わぬ筋肉を使いました。地味ですがかなりじんわり握力養成をすることができました。ゆっくりやすんで回復に努めます。

農作業は楽ではありません。私より高齢の方もたくさんいらっしゃいます。女性が半数以上かな。その忍耐力や持久力はすばらしいものがあります。ずっとやっているからなんでしょうか。体力に自信のある、いやあった私は自信がなくなりつつあります。
じいさんがんばりまっす。(軽いな「いつものことです」そやな)

先日の蕨。漢字で書くと難しいですね。

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釧路時代に1年年上で、私より1年後に引っ越してきた蕨野くんという人がいました。九州の人だったかなあ。定かではありません。いつもニコニコ笑って温厚で賢そうな先輩でした。そのときに「蕨」という字を覚えました。どうしていらっしゃるのでしょうかね。懐かしいですね。すみません。実名を掲載しました)

「ナムル」でいただきました。ゼンマイのそれの変化番ですか。「ナムル」にはなじみがありません。人生で一度食べたか食べていないかというところです。ごま油、ピリ辛で乙な味でした。
今年は機を逃しました。来春は「コゴミ」を食したいです。
キノコに詳しい人がいたら秋にぜひ「ぼりぼり」に出合いたいですね。

「ウニだイクラだ、カニエビだ」とぜいたくを言う気は一切ありません。せっかく北の地にいるのですから「ならでは」を味わいたいです。
(食いしんぼうだね「否定しません」)

10万円

2020年06月11日

お国がくれるという「なんだか金」。みなさんはもう手にされましたか。私には先週の4日に振り込まれました。
何もしないのに10万円をいただけるとはありがたいことです。せっかくですから有意義に使わせていただこうと考えています。何かほしいものがある訳ではありません。貯金しておいてもいいのでしょうが使うことがコロナで冷え込んだ(?)経済を少しでも元気にするのかな。

妻は言います。
「半分は服でも買って半分は置いておこうかな」と。
電気釜と電子レンジがかなり古くて寿命が近いような気がします。様子を見ていよいよなら購入を考えます。

スマホ上で送ってくれる孫たちの写真を見るとたいへん暑そうです。北海道の珍しいアイスのセットでも送ってやりましょうか。次の休みに検討します。

京都で最後に世話になった人たちに気持ちだけでも何かを送ろうかとも思っています。1年も過ぎてしまいました。早くも1年? たったの1年、まだ1年? どうでしょう。これからどれくらいここで過ごすのでしょうか。
ここ十勝で人生の終章(?)を暮らすことになるとは思ってもみませんでした。この後どんなそれが待っているんかな。だれにもわかりませんね。

先日の清水町のかぼちゃ畑脇にあったヤマぶどうの蔓。

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よくよく見ると小さな実かな? 花が咲く前のつぼみかもしれません。そこの区別まではしっかり見ませんでした。秋に収穫に行けたならば、実を採れるかもしれません。あまくはありませんが野趣あふれる味わいです。どうなるかわかりませんが記憶の片隅においておきましょう。一つ楽しみがうまれました。
せっかくの北の地。ささやかでもいいです。楽しく過ごしたいです。

ワラビ

2020年06月10日

初めてのナガイモ畑のポール立てでした。3m くらいの鉄杭を地面に突き立てます。人力です。80cm くらいを押し込みます。
「俺にできんのかな」と心配。やってみると多少の抵抗はあるものの思ったほどではありません。
いい筋トレになったのは事実です。
私はよほど頼りなく見えるのでしょうかみなさんが気づかってくれて楽な配置にしてくれます。
「ありがたいけどさびしいな。そんなしんどそうに見えんねやろか」と。まあ、変な意地は張らずにあまえましょう。

正直に言うとかぼちゃの種をひたすら一人でまいていく方がつらいですね。メリハリがないからでしょうか。力を使うという面では今日の方がしんどいですが、なんとかじいさんでもやり切れました。

今夏一番の暑さ、33℃ くらいだったようです。それでもこちらの暑さは爽やかです。風が吹けば涼やかです。

暑い中、マスクをしての仕事はしんどかったですね。途中から外しました。やはり息苦しいです。これから本格的な夏を迎えるにあたり注意が必要でしょう。

そう、国からのマスクがやっと届きました。どう扱うべきでしょう。ありがたく使わせてもらいましょうか。

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「寄贈を求めている」という報道があったような気もします。調べてみて最大限に活かせる道を考えてみます。
「小さい」とか「遅い」とかいろいろ批判も耳にします。非難するのは簡単。文句より先に感謝を思いたいです。

先日持ち帰ったワラビ。あく抜きの重曹がなく塩だけで茹でました。料理してもらって食べましたがだめでした。えぐみが強く食べられた代物ではありませんでした。
昨日のかぼちゃ出芽偵察の隙に採ってきたそれをきちんとあく抜きをして今日食べました。

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うまかったです。とろりととけるような食感。ほのかに香る野性の苦み。「春」を堪能できました。
妻の料理上手にも感謝です。毎日おいしいご飯を用意してくれます。お昼のおにぎりもおいしいです。
「ありがとう」

こちらのワラビは「春」にあらず「夏」の味覚、風物詩です。

「内地」と違う季節感を楽しませてもらいます。

出合いいっぱい

2020年06月09日

「かぼちゃの様子を見てこい」という願ってもない指令がくだされました。遠く忠類まで行ってきました。

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出芽率1割くらいでしょうか。いちばん早くにまいた種がいっぱい芽を出していました。鳥らしきに食われてしまったあとも見られましたが、自分のまいた種がきちんと育ってくれているのを目の当たりにするのはうれしいですね。今後も成長過程を目にすることができればいいのですがそうはいかないかな。

畑近くで見かけた野生のスズランです。栽培種は市街地や道路際の花壇で見られますが野にあるそれはなかなか目にできないかもしれません。昔、釧路転校時に自衛隊の演習地の林でその群落を見つけたときは感動しました。視覚に白が飛びこむより先に嗅覚に甘い香りが漂ってきたことが印象に残っています。半世紀前のことです。ずいぶん年を重ねました。

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右は「フウロソウ」でしょうか。よくわかりません。青が鮮やかです。釧路時代にも「フウロソウ」はよく目にしました。勝手に「ハクサンフウロ」だ「グンナイフウロ」だとか判断していました。真実は知れません。
知らない花や草木に出合えるのは楽しいですね。なんか得をした気になります。

畑横の防風林やちょっとした林でセミが鳴いています。少なくとも2つの音色が聞こえます。合間木にに近づき姿を探しますが見えません。
「なんとか見てみたいなあ。どんな姿かたち、色なんだろう」と思いつつ昼休み。

師のI 藤氏がひそひそ声で言います。
「つゆはらさんこっちきて」
「え、どっちからですか?」
「どっちでもいいから」。回って視線の先を見るとセミがとまっています。

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「見たことないセミですね」と手に取ります。じじっと鳴きました。
「おお、オスか」
「え? オスしか鳴かないんですか」とかなんとか。
帰って調べましたがわかりません。「エゾハルゼミ」でしょうか。引き続き調べてみます。

知らない物事に接すると世界が広がります。うれしく楽しいことです。

こちらへ来て1年。新しい出合いがいっぱいです。仕事でも初めてばかりで面食らいます。それでも毎日が刺激であるのは事実です。反面しんどさを感じるのも事実です。負けずにやります。

水準点

2020年06月08日

かぼちゃ畑で休憩中。ふと目に入った意味ありげな石の集まり。
「え、これってもしかして・・・・・・」。思ったとおりでした。「水準点」です。地図記号でしか見たことがありませんでした。土地の高低差を測量するために設けられている点、ですね。
調べると「全国の主要な道路に沿って約2キロメートルごとに設け、花崗岩の水準点標石を埋設」と『広辞苑』にあります。してみるとさほど珍しいものではないようです。
それでも63歳で初めて目にしたじいさんはちょっと感動しました。

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写真は「マルチ」です。穴の間は50cm です。

種を一粒ずつひたすら指で押し入れます。浅いと風などで土が飛ばされ種が露出。そうなると出芽しにくい。深すぎても芽が出にくくよくないようです。

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たいへん地味で根気のいる作業です。じんわり腰に痛みが蓄積します。
「俺がこうやってしんどい思いをしながらきみらをまいてるんやしちゃんと芽を出した大きく育っておいしいかぼちゃになりや」とか言いつつ種まき(埋め込み)です。

「このパンプキンスープ、やばい」
「ええ、すごい(ほんまは『すごく』が正しいねんで)おいしい」
「このかぼちゃのパイのうまさ、半端ないな」とか言っている語彙の豊かなテレビに出ている方方。じいさん(私)がこうやって腰の痛みに堪えながら種まきしてるしおいしいかぼちゃに巡り会えんねんで、ありがたく思いや」とかなんとか言いながら地味な作業に耐えています。
みなさん、かぼちゃを召し上がるときは、しっかり味わってください。

風が吹くと土の小さな粒が舞い上がり、流される現場でした。目や鼻、耳に入り込みつらいですね。

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そんなとき目を前に向けると日高山系(たぶん)が聳えます。芽室町を過ぎて清水町に少し入ったところの畑です。西に来たので山が近いです。しばらく前と比べると残る雪が明らかに減っています。
季節は山も夏をむかえつつあるのでしょうね。

つるなしインゲン

2020年06月07日

先日まいた「つるなしインゲン」の芽が出ました。豆もそれなり大きかったので芽もりっぱ。

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私は初めて接する野菜です。どんなふうに育つか楽しみです。京都で「豆」といえばそら豆やさやえんどうをつくりました。確か秋に種をまいて冬を越させて今ころに収穫した覚えがあります。(記憶違いかもしれません)こちらでは寒すぎて越冬は無理だからこの時期まいて数か月で取り入れまで持っていくんでしょうね。味が楽しみです。

さて明日は3日ぶりの仕事です。どこで何をどうするのかは聞いていませんがやることをやります。
どんな1週間になりましょう。楽しみです。

一周年記念

2020年06月06日

「20時間の船旅を終え、無事に苫小牧東港に到着。15℃です。30℃超えの関西から来ると、やや肌寒く感じます。

♪ はるばる来たぜ函館 ♬ではなく苫小牧ですが、はるばる来てしまいました。
船中いっしょの方方は私らよりちょっと上の感じのご夫婦らしきが多かったです。定年後のご旅行でしょうか。うらやましいです。私とは状況がちがいます。

今までは帰る地が京都でした。これからはちがいます。この地で住んで生きなければいけません。覚悟をもってきましたが、不安いっぱいです。
新天地での生活を楽しめるように生活基盤をととのえます。
なんとかやっていきましょう。」
と去年の6月5日のブログにあります。翌6日、つまり1年前の今日、十勝に入りました。
なんとか職を得て1年を生き延びました。けっして楽な時間ではありませんでした。初めてのことばかりでドギマギ右往左往することばかり。我ながらよくやったと思います。農業関係の仕事をずっと続けるかどうかはともかく、今後もしっかりやっていきます。

その仕事ですが畑の事情で今日も休みでした。明日もそうなりました。3日も続くのは初めてです。不安ではありますが仕方がありません。幸運だと考え、ゆっくりさせてもらいます。

3日も休むと出るのが億劫、しんどくなりますね。そうならないよう休養しつつもやることをやるようにします。
今日は蓮くん散歩。散髪。義兄の家の草刈りを。それなりやることいっぱいこなしました。
明日は未定です。少しゆっくりします。

意義ある一日

2020年06月05日

「有意義な一日に」と蓮くん散歩。相変わらずの態度。でもかわいい。
久久「グランパ号」出動。100円均一店で鳥の給餌台製作の材料を物色。
けっきょく小さいざるとS字フックを購入。

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帰ってペットボトルと割りばし(なか卯)を使って作りました。まあ出来栄えはそれなりです。(たいしてよくない)入れるえさを見にDCMホーマック(ホームセンター)へ。ハトや鶏、インコや文鳥などそれぞれ専用のエサがあるのにびっくり。なんと「野鳥の餌」というものまであります。小さなヒマワリの種をはじめいろいろな実が入っています。それをペットボトルに入れて完成。
先週作ったバードテーブルにぶら下げました。鳥さんに来てほしいです。

その後、庭の草引きなど。ルピナスが咲き始めていました。

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オレンジかかったのとピンク系の2色。まだつぼみの方が多いです。これからが楽しみです。これもOFくんがくれたものです。2年目にしての開花です。ルピナスは1年目には花が咲きません。

ボルちゃん洗車。手洗いで始めましたが埒が明かないのでガソリンスタンドへ。たまたま半額セールみたいで安くできました。帰宅して室内をきれいに拭いてやりました。外装は小傷もあちこちですが室内はきれいな方かな。塗装が剥げかかっています。できるなら全塗装でもしてやりたいですが無理がありますね。

閉めには野菜や花に軽く水やり。夕べ大雨だったみたいですがすでに地面はパッサパサに乾いていました。はつか大根とつるなしインゲンの芽が出ていました。成長を待ちましょう。

ということで充実の一日でした。

週休2日?

2020年06月04日

気温は25~26℃ですが紫外線が強かったのか腕が日焼けしました。痛いくらいです。油断しました。暑いので半袖で作業をしたのが因でしょう。この時期のお日さまを甘く見てはいけませんね。

総勢30人近くでカボチャの播種をやってしまいました。ふつうなら3、4日かかる仕事量のようですが諸般の都合で片づけたようです。そのおかげ(せい)で明日は休みになりました。うれし悲し、ありがた残念、というところでしょうか。疲れのきた老体にはよい休養と考え、ゆっくりしましょう。

最近は週休2日みたいでありがたいです。収入減につながるほど休みが多くなるのは困りますが、それやむなし。せっかくの休みなので有意義に時間を使いましょう。

かぼちゃ播種

2020年06月03日

かぼちゃの種をマルチの穴に一粒ずつ。延延3,500粒くらいを。さすがに腰がじんわり痛いです。
重いものを持ったり大きな力が求められたりということはありませんが疲労が少しずつ蓄積される感じです。なかなかです。
そんなとき、大空を見上げます。美しいです。

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視界を遮るものが少ない大地の上に大きな広い空が広がります。木木は新緑を濃くし始めています。雲雀が空高く舞い上がり、ピーチクパーチク。セミでしょうか。本州では聞いたことがない声を耳にします。北の地でも確実に季節が移ろいつつあります。

昼休みに昨日見つけておいたワラビを採る機会に恵まれました。

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「灰汁抜き」がないので取り敢えず塩で茹でて冷水にさらしました。明日妻に料理してもらいましょうか。一日でぐんと成長し食べるには少しかたそうですが季節を味あわせてもらいます。

明日も早起きです。おやすみなさい。

ヒーヨが

2020年06月02日

起きて居間カーテンを開けてぼうっとしているとヒーヨ(ひよどり)の声が近くに。見るとバードテーブルにつけたグレープフルーツの四半分(もったいないので)に来ています。

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「おっ」と声をあげそうになった気配で飛び去りました。それでもなんとかつくったテーブルに野鳥が来てくれました。じいはうれしかったです。思わず目が潤みました。(はいはいまたか)
近所のホームセンターのペットコーナーにヒマワリの種などの鳥のエサも置いてあるそうです。(妻調べ)今度の休みに行って買うつもりです。いっぱいいろんな鳥が来てくれることを望みます。

鳥といえば今日の畑でカッコウが鳴いていました。みごとに「カッコウ」と鳴いていました。
ヒバリの声も姿もありました。知らない声もいろいろ聞こえました。鳥の声の勉強もしたいですね。

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その畑。広大な面積です。何が植わると思いますか。白いビニルのようなものは「マルチ」といって土地の温度を保ったり雑草が生えるのを防止したりするシートです。生分解性なので環境にもやさしいものです。
明日からの種まきに備えてひたすらシート張りでした。8km くらい歩いたようです。
この広い農地に何が植えられるかおわかりでしょうか。お考えください。明日、正解をお伝えします。

5時起きです。早めにやすみましょう。

大学同期のS木くんが名物「しらす」を送ってくれました。とっても美味です。いつのころからか毎年の風物詩になっています。
今、礼の電話を。長く会っていません。じいは目頭が熱くなりました。互いに元気にやらなければいけません。また会いましょう。

麻雀

2020年06月01日

最近、無料麻雀ゲームをときどきやります。というのも黒川東京検事長が賭け麻雀で辞任したという記事を目にしたからです。
「麻雀かあ、長い間やってへんなあ」。学生時代はよくやりました。下手くそで弱いし深く考えるのも苦手でしたが好きでした。テンピンだったかなあ。賭け麻雀はやっちゃいけないんですね。
「ちょっとくらいええやん」と思う私は非常識? まあ、法に則って仕事をする立場の人が賭け事をしてはいけませんか。

驚いたのはいっしょにやっていたのが産経と朝日の記者だったことです。報道姿勢は正反対でも卓を囲むことはあるんですね。どんなことを話しながら打つのでしょうか。世間話は一切なしで勝負に没頭するのかな。

なぜばれたのかな。不思議ですよね。記者宅でやったみたいに記憶しています。ばれようがないと思うのですがね・・・・・・ま、いっか。黒川さんは失敗しましたね。どこかに油断(驕り?)があったのでしょうか。

ということでネットで無料の麻雀ゲームを見つけてやってみました。ひさびさおもしろいです。お金をかける訳でもなく相手も画面上のみで気楽です。真剣にやるとかなり頭も使いますか。ボケ防止にもつながるでしょうか。ほどほどに楽しみます。