食害
2020年05月12日
「つゆはらさ~ん、今日は忙しくなるよ」
「え、そうなんですか」
「シカがいっぱい苗食っちゃってるし補植がたいへんだ」。
写真の穴がシカの足跡です。苗が食べられているのがわかりますか? 私がシカなら一列、片っ端から食べ尽くすと思います。
「全部食べないんですね」と農家さんに聞くと言います。
「いや、おっきくておいしそうなのを選んで食べてるんでないかい」とのことです
「なるほど」。シカなりの事情、好みがあるんですな。
植えてすぐをシカに食われたら悲しいものがあります。シカも食わずんば生きられません。農家さんも育てたビートを出荷しなければ生きられません。
「双方の歩み寄れるところはないのか」なんて甘いことを言えるのは私の立場だからでしょう。
昼休みにおもしろいものがないかとふらふら。何やらが地べたを走ります。
「ん? ネコか」。エゾリスでした。何回もお目にかけています。今日のは一定の距離を保ちつつ逃げません。こっちを見つめていました。番いでいました。一頭は遠くで警戒しつつこちらを見ていました。
最後は枝から枝へ飛び移って去っていきました。
昼一の仕事開始直前に目に入った青色。スミレです。帰宅後、図鑑で調べました。タチツボスミレでしょうか。似たようなのがいくつかあり、区別がつきません。
今までも関心はありましたが野に咲く花への見る目が変わりますね。少しずつ名前を覚えていきたいです。