アイヌネギ
2020年04月19日
マルチはがしの現場で昼休み。畑の横に沢があります。
「なんかおもろいもんあるんちゃうかな」と見下ろすと黄色い花。
「フクジュソウか」と近づきます。よ~く見ると根元が赤い、小さな緑があちこちに。
「まさかのアイヌネギか」。
そのまさかでした。「行者ニンニク」。通称「アイヌネギ」です。釧路の春の野で採って以来です。45年ぶりくらいかな。「採ら」ずに「撮り」ました。
「ニンニク」とはよく言ったもので強烈なにおいを持ちます。ジンギスカンで羊肉といっしょに焼くのが定番。こっちの人には必須のようです。最近は栽培されたものがスーパーで売られています。
今の現場でいっしょの山菜採りが趣味の人に写真を見せると驚いて言います。
「おお、よく見つけたね。どこにあったの」
「いや、今日の十勝ヒルズの次のところです」
「場所覚えておいて行かなきゃ」
「いや、それは私には無理ですよ。独りで行こうにも右も左もわかりませんもん」
「いや、だから・・・・・・」。それくらい山菜が趣味の人にはうれしい発見なんでしょうか。
ほんとうなら採ってきて食べたかったんですが仕事中なのでかなわず。改めてどこかへ探しに出かける時間はないかな、残念だけれど。
野生のフクジュソウもいっぱい咲いていました。
久久に北海道の春を感じました。