不安、寂寥、期待そして緊張
2019年06月01日
「じじ、りのちゃんちにもまたきてな」と別れ際に言われました。
「うんうん行くよ」と言いつつ・・・・・・次はいつ会えましょう。うそつきじいさんになってしまいました。
さすがにさびしさの念は禁じえません。涙出た。
「私むっちゃさびしいねんやんか。お姉ちゃんと梨恵はあんまりみたいやんか。なんでやろ」と地下鉄駅まで送る車中で二女が。
「まあ、性格ちゃうか」。二女は子どものころからパパっ子でした。
今生の別れというわけではありません。元気でやっていればいつでも会えます。飛行機に乗ればあっという間です。
まずは仕事ですね。それを見つけて生活の糧を確保しなければいけません。
移住にあたり感情は複雑です。不安が多いかな。寂寥感ももちろんあります。ちょっぴりの期待もありますか。緊張もしています。いろんな気持ちが綯い交ぜになっています。
正直、不安がいっぱいですがなんとかしなければね。
「パパ、疲れてんの?」
「え、ああ、そやね。けっこういろいろたいへんやしな」。娘らは敏感です。見抜かれました。
「そら、しんどいわなあ」と長女。
「昼ご飯食べてや」
「おお、うんうんありがと。先に食べてな。ほんまにお腹空いたらもらうし」。けっこういろいろで胸いっぱい。食べずじまいでした。持って行ったスイカをおやつで食べました。おいしかったです。
なんらかの重圧を感じているのは事実です。
まあ当然でしょう。半世紀に近い京都での生活に別れを告げるんですから。
新しい出会い、生活に期待します。