思いは複雑です
2019年03月29日
中学生の授業前、階段を上がる気配が。なんとご近所Nさん。何年も前の生徒のMさんも。
「せんせ、今いいですか。ちょっと小耳にはさんだんですけど」
「ああ、ええ、そうなんです。Mさんいくつになった?」
「21です」
「え、じゃあ、次就活か。たいへんやな」
「教職希望なんで」とかなんとか。
「いや急なんで体でも悪しはったんかなと・・・・・・」
「いや、ほかの方にも、けっこうそういうご心配をいただきますが、身体は元気です。今朝も10km 走ってきましたし」
(親子、こける)
「それやったらええんですけど」。その後もなんやらかんやらでいろいろしゃべりました。
6年ぶりくらいにうわさを聞いて訪ねてくれました。うれしかったですね。
GODIVA をいただきました。ありがとうございます。
さて中1の最終日。というか今日で「終わり」です。
数日前に生徒らが言いました。
「最後の日、スマホ持ってきて写真撮ってもいいですか、塾長と」
「ああ、いいよ」
撮りました。ホワイトボードになにやらメッセージ。いつの間に書いたかみんなからの寄せ書きも。
なんとか耐えました。
帰り際、Fくんが小さな紙袋を差し出します。
「せんせ、これ母さんが。花の種です」。私の花好きをご存じだったのでしょうか。ブログをお読みかな? ありがとうございます。帰宅後見ると野菜や花のそれらがいろいろ入っていました。
週末なので明日、明後日は休み。月曜日も休みです。そう、ずっと、です。
実感はあまりわきません。人生にして初めての無職です。なんとも形容の言葉が浮かばないのが現実です。早いとこ求職、就職しなければいけません。
その前にゼミの後始末、片づけなど喫緊の課題も山積です。
感傷にひたるでなく、やるべきを粛々とかつてきぱきとやらねばなりません。
「ちょっとゆっくりしてもいいんでないかい」との思いも無きにしも非ずです。
複雑です。
春ですね。種から2年目のクヌギ、イチョウの新葉が出始めました。(右は国際会館駅南のカエデです)
嫁ぎ先がなければ北の地へ連れて行こうかと思っています。引っ越し荷物といっしょは可能かなあ? それがだめならボルちゃんに乗せて道中を共にしましょうか。
考えます。