1ダース=12本

2018年12月11日

駅伝強豪校での不適切な鉄剤注射使用が報道されました。持久力を高めるためのようです。女子かなあ? 男子もかなあ?
チームを任された監督らも必死でしょう。勝つために雇ってもらったんでしょうしね。選手本人たちも1秒でも速く走りたいのかな。

競技ですから勝たなければいけません。気持ちはわかります。私も中高大と体育会系の末端、端くれながらずっとやってきました。
ドーピングではありませんし、規則違反でもないのでしょう。でも、なんか納得できません。端くれには理解できない世界なのかなあ・・・・・・ずるじゃないからいいのかなあ。

一応真面目に運動部員をやってきました。実力も努力も不足で花開くことはありませんでした。
高校剣道部がいちばん輝いていたかなあ・・・・・・カバンに砂を詰めた永谷園の缶を入れ、バスに乗ったら(普段は徒歩です。片道45分を歩き、定期代を小遣いとしてもらっていました)、つま先立ちをして鍛えていました。
湖陵の主将というだけで、それなりの評価がありましたが。けっきょくそれなりでした。
なつかしいです。そんな純な青春真っ盛り時代もありました。今では62歳の立派な、いや、はんかくさいじいさんになりました。

閑話休題。
さっきの鉄剤ですが、人体の吸収力を超えていて、あまった鉄分が蓄積され、肝機能障害などを引き起こす恐れがあるとも言われているようです。若い人たちを健全に育てるべき人たちが勝つためにやることではありません、中高生に。
好記録をもった選手らがその後、伸び悩むのには鉄剤注射の影響があるとも考えられるそうです。

勝つのは大事です。勝負である以上それを否定はしません。
そのためには何でも許されるかといえば違います。正々堂々とやりましょう。それで負ければ仕方なし。敗北を認め次の勝ちを目指して励みましょう。
私の剣道時代にそんな心持ちがあったかどうかは覚えていません。まあ、懸命にやったかな、たぶん、きっと。

中高生にドーピング紛いの行為は許されません。若い人たちの将来を思えばできません。そのとき速くて勝てればいいというのはあまりに短絡、指導者の利己でしょう。

選手らもその場そのときの勝利だけを求めず自分の先の人生を考えてくださいね。

いつもながら、なんらのまとまりもない話でした。すみません。

小5KHくんが訊きます。
「『ダース』ってなんですか?」

%E3%81%88%E3%82%93%E3%81%B4.JPG

「おお、そうか、知らないか。あのね、鉛筆が入った箱がな12本やねん」。ここでじいじは思いました。
「なんで12本がひとまとまりなんや?」と。

知りません。明日以降調べてみます。
おやすみなさい。