新しい命
2018年12月03日
本を買おうとビブレの大垣書店へ。2階エスカレーターを降りたところでMTくんのお母さんにばったりびっくり。
「こんにちは」
「なんかよく偶然お会いしますね」
「ほんとに。この間も新町交差点でねえ」
「そうですよねえ」
「近くに居酒屋があるしみんなで行ったはったんかなとか思ってたんですよ」。
互いの近況をエスカレーターで移動しつつあれこれ。
「いや私も62歳です。すっかりじいさんいなりました」
「いや、せんせい全然おかわりないですよ。お近くにいらっしゃるんですか」
「宇治と岩倉ですね」
「Tくんも大きくなっていましたよね」
「そう、だいぶ伸びたんですけどもうちょっとねえ」
「高校で伸びる子もいますからね」。
「お会いしたこと言っときます」
「よろしく言っておいてください」とお別れ。
なつかしくてうれしかったです。
もう一つうれいいことが。
電話が鳴ります。
「せんせ、USです。合格しました。いろいろアドバイスしてもらって、ありがとうございました」
「いやいや、なんもしてへんけど・・・そうか、おめでとう。よかったな。で、どこ?」
「日赤です」
「え、すごいやん。よかったねえ。いちばん行きたかったとこやんなあ」
「はい。ありがとうございました」。
いや、なんもしてへんけどうれしかった。知らせてくれたことがうれしかった。
ーじいさん涙ぐむー
いや、とにかくよかった喜ばしい。
さっきのMTくんは修学旅行でアデレード滞在中のようです。
「いいなああ」
「ほんとそうですよね。私も行ったことないし」
「1週間くらいですか」。お母さん指2本をたてます。
「え、2週間ですか。うらやましいなあ」
「なんか homestay みたいですね。各家1人ずつで」
「ああ、そうですか。勉強というかちょっとした短期留学体験ですね」とかなんとか。
その後、1階でまたぱったり。会釈だけしてお別れしました。またお会いできたらおもしろいですね。
葉を散らした木々も多いですが、まだまだ赤や黄が美しくて橙も鮮やかで、目を奪われます。
我が家の「種から銀杏」の葉も黄色く色づきました。
落葉後どうなりましょうか。
来春の新葉を待ちます。新しい命が芽生えるのを楽しみにします。
私も来春、新しい葉を出せるよう冬を過ごします。