死語
2018年05月14日
数学の授業で円柱が必要。手近にあった茶筒を手に教室へ。
「これ知ってる?」
「わかりません」
「やっぱりそうか」
「お茶っ葉を入れておく茶筒なんやけど、家にないかな」
「わからん」
「あるかも・・・・・・ないかな」。
中3でも聞きました。
「え、わからん」
「海苔?」
「おお、近いな。お茶っ葉入れる容器やねんな」
大学生の講師でもなんとか知っているという感じでしたね。
すっかり死語なんでしょう。
お茶の葉を茶筒からふたにとり、急須に入れて湯を注ぎ、しばらく待って湯飲み茶わんに注ぐ。
そしておもむろに茶を喫する。そんな風景は世間から消えていくんでしょうか。さびしいか、いやそんなもんかもしれません。
私もよほど気が向かねば急須は使いません。というか基本的に「いらち」やし、ゆったりとした時間がないと、なかなかそんな機会はありません。
そんな時間が持てればいいなと・・・・・・
正月の葉牡丹が種をこしらえました。
もう少し待って熟れるのを待ち種取りします。
それを蒔いて芽生えるとおもしろいですね。