つつじ満開
2018年04月28日
洛北は岩倉、妙満寺門前のつつじです。ピンボケ写真です。
見ためはもちろん美しいのですが香りがすばらしいです。甘い香りが辺り一面に充満しています。
子どものころ家の近くの公園にいっぱい咲いていました。花びらをむしり取って根元の蜜をすった覚えがあります。上からおしべやめしべごと口に入れてすったかな。そこは覚えていません。甘かったですね。
れんげも一つひとつ花びらをむしってからぱっくりくわえて蜜をすいました。甘かったです。
「そんなもんすわんでも。第一排気ガスとかで汚れててきたないやん」。確かにそのとおりかな。
昔は今みたいにいろんな菓子があった訳でなし、甘いもんには飢えていたかもしれません。
ばあちゃんちに行った折、隣のしんちゃんちで壺からザラメ砂糖を盗み食いしたことが思い出されます。もちろんしんちゃんが主犯です。私はどきどきしながらもその甘さにうっとりしました。(ちなみに隣も「つゆはら」です。村内の電話帳を開くと十数件は「つゆはら」姓がありました)
手や口元をべたべたにしながらサトウキビをかじったのもしんちゃんといっしょでしたね。
半世紀以上前になります。
そんなに生きさせてもらったことに不思議を感じます。
ありがとうございます。