「むずい」
2017年11月03日
広辞苑第7版が10年ぶりに約1万の新項目が盛り込まれ、2018年1月に発売されるそうです。
「うざい」「ちゃらい」「いらっと」「めっちゃ」」「がっつり」など副詞、形容詞系。
「上から目線」 「逆切れ」「イケメン」「お姫様抱っこ」「無茶振り」など名詞。(名詞が多いです)
「小腹が空く」「惚れ直す」は動詞ですね。動詞が意外と少ないです。
「価格帯」「直箸」「名ばかり」「万人受け」「白物家電」「戦力外」「まかない料理」など、当然載っていると思ったのがそうじゃなかったりもします。
「加齢臭」「婚活」「卒乳」「立ち位置」など、なるほどいかにもというのもいっぱいあります。
「むずい」が載らなくてよかったです。
生徒らが使うと「そんな日本語はありません『難しい』と言いましょう」と言下に応じます。
「はずい」というのもあります。「恥ずかしい」がそうなります。なんともはやです。
「やばい」にいちばん危惧を感じますか。なんでもかんでも「やばい」ですませますよね。おいしいときも悲しいときもしんどいときもうれしくても「やばい」ですませます。
私も本当に「まずい」「どうしよう」「おいつめられた」というときは「やばいなあ」とつぶやきます。
でもそれ以外には使いません。TVで語彙の少ない若い人たちがいっつも言っているので見ている子どもらが言うようになったんでしょうね。
かなしい・・・・・・公共の電波を使って話すんだから今少し正しい日本語を使ってほしいです。影響が大きいことを自覚してほしいです。
閑話休題。広辞苑は累計発行部数1190万部だそうです。すごい数です。今のように電子辞書やインターネットでなんでも調べられるようになっても広辞苑は売れ続けているんでしょうか? 私は今となっては買いませんね、正直。
1955年に第1版が出たそうです。私の1年先輩かあ・・・・・・すごいなあ61年間にわたりこの世にあり続けています。私も16日には61歳だなあ。
自分が歴史になってしまったと実感します。日ソ共同宣言がなされ国連加盟が認められた年に生まれたつゆはらくんはいつの間にかおじいさんです。
なんともはや年を重ねたものでありまする。自身が60 を超えてこの世に存在させてもらっていることが信じがたいというかありがたいことです。孫にも出会えた。我が父は孫を見ていません。
どこまでいけるかはわかりませんが、孫たちの成長を見届けられる限り、見ていけたらいいね。
うむ、孫がどうのこうのと思うようになったのは、自身不思議な感覚です。