「京都」

2017年10月13日

47都道府県の「魅力度」をブランド総合研究所が調査、作成したランキングによると、1位は9年連続で北海道だそうです。わかりますね。続いて京都府、東京都、沖縄県、神奈川県がトップ5。沖縄は行ったことがありませんが、これらも何となく納得できます。個人的には長野県が好きですね。

市町村別では1位が京都市。以下函館、札幌、小樽と北海道の諸都市がきます。あれ? もう一つ5位はどこだったか忘れてしまいました。金沢や福岡、神戸は入ってもいいかなと感じます。

自分が住む府や市が「魅力度」で上位にくるのは誇らしいですね。京都は好きです。

奇しくも、井上章一さんの書いた『京都ぎらい』を終えました。(去年の新書大賞です)
曰く、京都人が思う京都人は洛中に住む人のみで嵯峨や山科、伏見に住まう人などは洛外人であって京都人じゃないそうです。なんか感じ悪さを感じませんか。私は生まれも育ちも京都ではありませんから何とも思いませんが、井上氏は「千年の古都のいやらしさ、ぜんぶ書く」と副題を付けています。わかります。
柏井壽さんの『極みの京都』も読みました。こちらは、まあおいしい店や京都の名所旧跡の案内本ですかな。食に対する含蓄大きく蘊蓄も深いです。なかなか私なんぞが気楽に行けないようなお店がいっぱいあります。10年以上前の本です。果たして掲載された店が生き残っているかどうかはわかりませんが食べ歩きの参考にはなりましょうか。

学生時代に出前のアルバイトをした日本料理の店が載っていたのには驚きました。高級店でしたね。当時の自民党市会議員の家によく出前を届けました。
「昼間っからようこんなええもん食べるなあ」と貧乏学生のつゆはらくんは思っていました。店に昼ご飯を食べに来て8,000円払う人がいました。私のバイト代は一日3,800円でした。ご飯が一食付いていてうれしかったですね。体力に任せ、全速力で出前往復して、店の人に驚かれたこと、高価な漆塗りの器を落として叱られたことが印象に残っています。そうそう。ぐじ(甘鯛)の焼き物を出前したとき全速力で行き過ぎて皿から落ちてたな。こそっと元に戻してそのまんま「毎度ありがとうございます」やったった。40年前だ・・・・・・時効です。

そこで宿泊税。京都市も導入に向けての動きがあるようです。最大1,000円のようです。すでに導入している東京や大阪は100円~300円くらいのようですね。そう思うと高いでしょうか。1泊50,000円以上の宿泊が対象らしいので、それだけ宿泊料を払える方からなら1,000円いただいてもいいでしょう。
その税収をなんに使うかが問われましょう。そこへ言い及ぶには夜も更けましたのでまたの機会にさせていただきます。(出たな。あるかわからんまたの機会「まあ、そんなこともあっての人生でしょ「はいほい」)