本の恵み
2017年08月09日
中2数学は「関数」。
難しいのはわかるけれど端から決めつけている子には困ります。
「わからへん」。わかろうという気持ちがないと絶対に理解できませんよね。
「なんとか」とは思いますが耳をふさがれては如何ともしがたい。耳開かせるようやってみます。
家の事情でここ一月やすんでいる子がいます。復帰予定ですが「関数」をまるまるやっていないんで追いついてもらうのがたいへんでしょう。最善は尽くします。
『猫大好き』の最後に東海林さんと元慶応義塾大学医学部講師の近藤誠氏との対談があります。
これがおもしろいです。
近藤先生曰く。
「がんは手術しないほうがいい」
「検診や人間ドックは受けなくともいい」
「医者は苦しいとか痛いっていうときには役に立ちます」と。
「なんやかんや細かいことは気にせんでもいい。がんになったら切るかどうかよく考えろ。サプリや薬やなんだりを飲み過ぎんな」
「健康でご飯をおいしいと思っていて、症状がなく普通に生活できている人は、たとえ人間ドックでがんが見つかっても、診断されたことを忘れて、二度と検査に近寄らないほうがいい」ともおっしゃっています。
どこか我が意を得たりという気がして痛快です。
あくまで「抜粋」の話です。すべてをここへ引用させてもった訳ではありませんので、気になる方は『猫大好き』をお読みください。あるいは医学書なりなんなりを読んでいただきご自分で判断を下してください。
この話に出合えただけで『猫大好き』を読んだ価値がありました。本はいろいろなことを私に与えてくれます。ありがたいことです。