全うす
2017年06月01日
自転車でした。天気予報では「夜、急な雨」みたいでした。授業を終えて自転車またがり走ります。
ぽつぽつ雨。
「おいおい、もうちょっとがまんして」。無理でした。どしゃ降りです。風も強くて自転車があおられるくらいです。
「雷ないしまあいいか」。
雨はさらに激しく。前が見えません。早く帰りたいけれど人にけがをさせてはいけないし、自分がけがをしてもいけません。急ぎつつ気をつけつつ。途中危うくバス停ベンチに激突しかけましたが、すんでに回避。危なかったです。
途中さらに風雨激化。おまけに雷。こわいです。身体中びしょぬれ。雨が痛い。
赤信号を3か所、前後左右天地あちこち確認のうえ無視しました。すみません。ふだんなら絶対しないことです。それくらい切羽詰まりました。寒さまで感じます。あまりしたくない、なかなかない経験です。雷の光と音を計算するとけっこう近い。
「こわいなあ」。私同様自転車で走ったり、傘なしで歩いていたりの人も。気の毒に。
私も気の毒です。
無事に帰りつきました。ほっとしました。天気予報には気をつけています。もっと気をつけます。まあでも、今日の雨にまさるそれはないかな。それなら万事、どんな状況でも自転車大丈夫ですね。
(帰りやからでしょ。定例会に行った昼過ぎに今日のどしゃ降りでも大丈夫なん?「いや、すみません。前言撤回します」どっかの国の政治家か?「いや、そこまで落ちぶれていません)
どう見ても枯れ木のコムラサキからぞくぞく新葉。生命の力強さを感じます。これから枝葉を伸ばし地味な花を咲かせ、秋には小さいけれど光り輝く実をつけます。楽しみにしましょう。
アサガオが本葉を伸ばしはじめました。プランターにもうじき植え替えてやりましょう。
夏の暑い時季、目を楽しませてくれる貴重な存在です。早起きしないと見られませんが、ね。苦手なつゆはらくんも花を見たさに早起きしているかな、毎年?
ほんとに小さな種から、信じられないくらい茎を伸ばし、数知れない花を咲かせてくれます。
生命とは不思議です。ヒトも同じです。精子と卵子が出合い、生まれ、人生を送ります。その確率は5億分の1と聞いた気がします。定かではありませんのでその辺、どうぞ寛容に。
そんな確率の中、この世に生を授かった人(私もふくめ)は、生に感謝し、全うすべきです。