「ツバメの巣撤去 心が和むのに」と題された投書が讀賣新聞「気流」欄に載りました。
誰あろう私のものです。
5月10日付のブログで書きました。
「帰路なによりうれしい発見が。
地下鉄駅の入り口にツバメが巣作りを始めたのを確認。実は家人から昨日聞いていました。
去年までそのすぐ近くに監視カメラがあってそこに巣をかまえていました。それが撤去され、どうしたものかと地下まで飛んでいったりしながら悩んでいたようです(たぶん)。
壁につけられたちょっとしたでっぱりの上に巣を営むことにしたようです。楽しみに見守りたいです。お願いですから「糞が落ちる」とかの苦情に負けて取り除くという暴挙にでないでくださいよ、駅関係者の方。そんなことがあった日には私は読売新聞に投書します。(ほんとにします)」と。
悲しいことに数日後、巣は撤去されていました。あまりの悲嘆にブログにつづる気はおきませんでした。つらい。
宣言通り投書はしました。それが今日の掲載と相成りました。
掲載そのものを写真に撮ってここへ更新しようと思ました。
「んん? 待てよ」と思い、念のため讀賣新聞に電話しました。案の定それはよくないとのことでした。
掲載時点で著作権は新聞社に移るというような話が記憶にあったので確認してよかったです。
担当のH氏の対応は実に丁寧。感心しました。
全国を3つに分けているそうです。私のそれは九州以外で掲載されているそうです。
「思わぬところから反響があるかもしれませんよ」とH氏。
掃除をしていると電話。
「せんせ、H田です」。大先輩です。
「え、ああ、あ、お懐かしい。お元気ですか?」
「讀賣読みましたよ。せんせらしい優しい、ええ話ですやんか」
「いやいや、お恥ずかしい。ありがとうございます」とかなんとか、H田先生のつばめにまつわる話やなんやかやで20分近く話しましたでしょうか。うれしかったですね。私の投稿がきっかけで懐かしい先生のお声が聞けました。
「反響」ですね。
娘らにメールで自慢。長女から返信。
「あらーすごいねおめでとうヾ(≧ω≦)ノ
いま駅で買って読んだよ。文章、読みやすくて、情感もあって素敵やけど、内容がとっても切ない…(;д;)ツバメも頑張って子育てしてるのに、身勝手だよね(;д;)」(原文ママ)
そう、ヒトの勝手です。どうしておおらかな気持ちで見守ってやれないのかなと・・・・・・思います。
次の休みに駅を見に行ってきます。どこか近くで彼らが営巣できていればうれしいんですが。とはいっても個体識別は難しいです。なんとか私の自己満足でもいいから、どこかで彼らが子育ての場を手に入れてくれていたらと切に願います。
たまたま来たコピーのメンテナンスのS本さんにも見てもらいました。
たまたま来た讀賣の集金の女性にもそのことを告げました。
今日来た小学生、中1にも見せました。
小6のKくん反応大。
「え、え、おばあちゃん讀賣やし電話します」。コピーをあげました。
中1は、反応中くらいかな。
道新(北海道新聞)に40年以上前に図書館話題で載せてもらって以来の掲載です。投稿もその2つですから掲載率は100%だ。これが癖になり頻繁に投稿したりして・・・・・・
いや、ほんとに言いたいことがあることしかしないでしょう。
毎日このブログで言いたいことを書かせてもらっています。ここだけで留めたくないと思うところがあれば声を表に向けましょうか。そうします。
全国紙に私の文章が載るのは正直うれしいですね。癖になったりしたりして。いや、採用されるそれを書くのはそれなりでしょう。
まあ、それを狙うもおもしろいかもしれません。