感傷的なパパ
2017年04月08日
走るつもりで寝ましたが起きたら予報通り雨。仕方がないんで読書。
荻原浩さんの『砂の王国 下』。おもしろいです。一言では「ホームレスの逆襲」かな。上下でおよそ1,000頁ですが一気読みに近かったです。結末が、あ、いや書いてはいけませんね。興味をもたれたらお読みください。
2時ころ小止みになったんで出発。桜ランに。高野川、御所、鴨川、植物園を回りました。途中激しく降ってきたり止んだりでたいへんでした。御所北の「枝垂れ」はまだでしたが、他は満開。あいにくの雨で花も花見客もかわいそう・・・・・・なんとも時宜をわきまえぬ雨です。いやそれを言っては雨がかわいそうか。
娘ら3人がそろったんでミューズさんで食事。三女は転職して今月末からなんと長崎で就職します。
北の地、帯広から九州への移動。若いってすばらしい? なかなかの活力です。
あろうことかじいちゃんはお腹が痛くなりました。心配させまいとがまんしていましたが無理。トイレへ。腹痛のみならず変な汗がざあざあ流れてきました。数年前、下鴨の行きつけ散髪屋さんで同じ症状がでました。しばらく横になって(赤ちゃんがいるんで2階の個室です)もう1回トイレに行って、なんとか回復。娘らもちょっと不安だったようです。せっかくの席で悪かったな・・・・・・ごめんね。
今日は莉乃ちゃんも真穂ちゃんもじいじに抱っこさせてくれず。莉乃ちゃんにははっきり言われました。「いや」。自分の意思をはっきり伝えられるようになったのは成長だ。ちょっと寂しいけどね。まあ、これから長い付き合いの中で手なずけていきましょう。
ミューズの若いバイトの女の子。対応がすばらしかったですね。赤ん坊連れの私たちに対するそれが。流行り言葉はあまり使いたくありませんが「神」対応でした。感動しましたよ。
テレビで吉田羊さんがGSの店員さんをほめるのがあるでしょ。正しくあんな感じ。俺にほめられても相手はなんも感じませんでしょうが。なおちゃん(店の奥さん)にその旨伝えました。
「ええ、うれしいな。言うときます」
なおちゃんのお子さんFちゃん。なんと小学校へあがったそうです。光陰矢のごとしだな。
31、29、27歳に娘らはなるみたいですね。1歳ずつ下だと認識していました。
母になり成長し他人に気遣いができるように育ってくれています。今後もみんなに優しく気配りができるように生きていってね。じいさんは自分の身体に気をつけつつできる限りあなたたちを見守って、いや見守れないかもしれないけれど、ずっとずっと、父親だよ。ろくでもないそれでもずっとずっと、パパだよ。
莉乃、真穂のじいじをできるだけ長くやらせてくださいね。
そのためにはもう少し自分をたいせつにしなければいけません、きっと。
ちょっと感傷的になったじじいだ。