使命感
2017年03月23日
Kくんのお家の方が来られました。
「感謝感激です。ありがとうございました。先生のご恩は一生忘れません。今後もお元気で、ご活躍をしてください。いっぱいいっぱい合格させてあげてください」とおばあさまからお言葉をいただきました。涙がでました。
そう、いっぱいいっぱい。常に全員が合格して喜んでもらえることを心しなければいけません。
使命感をもって仕事をしなければいけません。受験生はもちろん、その後ろにいるみなさんの喜びのためにやるのが私のやりがいでしょう。
お菓子もいただきました。ありがとうございます。さっそく講師のみんなにおすそ分け。喜びを味わってもらいましょう。
今日は金閣小の卒業式でした。
ゼミに来た5年生に聞くと驚きます。
「上下革みたいなやつ着た、あのそれ、バイオハザード、せんせ知ってますか」
「知ってるよ」
「あんなん着た女子とか、目の回りがなんか緑色みたいな人とか、化粧してるみたい。着物、あ、ちゃうか、なんやっけ、袴はいてはる人とか・・・・・・」
「え、今ってそんなんなん」。様変わりですね。
想像できませんな。来年見に行こうかな。
私にはあまり卒業式の記憶はありません。余計なことを覚えている私としては・・・・・・珍しいですね。
長女が金閣小を卒業するときの出来事はよく覚えています。卒業生が証書をもらったあと一言を。長女は言いました。
「私は強い女になりたいです」式場内にざわめきが広がりました。
私は感じました。
「おお、よお言うた」。
PTAの役をやらせてもらったりもしたので事情はよくわかっているつもりでしたが、当時の教頭先生が思わずつぶやいたのは覚えています。
「ああ、もう、厳粛な式が・・・・・・」。
「そうか。我が子のせりふは厳粛な式をぶち壊したのか」。
と言って私は反省も何もしていません。長女が受けを狙ったわけではありません。そのときの純粋な思いを表明しただけのことです。
「あっぱれよく言った」と未だに誇りです。
強いかどうかは不明ですが一児の母になりしっかり生きています(たぶん)。
二女も母になりました。母としては二女が先輩です。
彼女らが母、そしてわたしは「祖父」です。なんともはや、いやはやです。
そんな立場になれたことに感謝です。ありがとうございます。
本当にそう思います。親が早逝だったんで殊更です。母は我が子、孫を見ましたが、父は結婚そのものも知らぬ間に逝きました。無念だったろうな・・・・・・
「お~い、俺がじいじになったぞ」と言ってやります。
なんか、父親が死んだのは40年近く前なんだな。そう考えると、ずいぶん長く生かせてもらいました。
せっかくなんで、存分に生きさせてもらいます。
種からのパンジーが開花。
花も葉も小さいんですが、極小からのそれですんで喜び一入です。