宝物

2017年02月09日

中2の授業中、戸がノックされます。
「え、何? 開けていいよ」
「せんせ、ちょっといいですか。来てくれますか」とMSくんとYRくん。
「え、何? どしたん。ごめんちょっと待っててな(中2に)」。
「ちょっと上まで来てください」
「? いったいなんなん」

教室に入ると色紙が手渡されます。 ↓ (もうちょっとちゃんと写真撮ったら?「いや、実名が入らないようにと思ったらこんなんなったんですよ」そうやね)

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「今までありがとうございました」
「え、何? まだ終わった訳ちゃうやん」
「いや、まあ、その」。私立専願の子がいるので彼らなりに今日を考えたんでしょう。
それにしても上手だな「露原先生」。誰の手なんだろう。

「ありがと」あんまりしゃべると何かが目から出そうなんで早々に引き下がりました。

「泣き笑いしながら出ていかはった」と声が聞こえます。もどって戸を開け言います。
「泣いてへんわ」。いや泣いていました。うれしかったです。宝物です。大事にします。
ハンカチで目を拭い、中2の教室へもどりました。

寄せ書きをもらったのは久久かな。
今、改めて読み返しています。みんな私への感謝の気持ちを書いてくれています。
「おれ、そんなええやつちゃうで」と思います。

明日は私立高入試。ちょっと早じまい。各自の裁量に任せました。中2授業中の外階段を帰る生徒ら各自に声かけ。

天気だけが心配です。入試に、生徒らの足に影響が出ないことを祈ります。

今(00:33)現在降っていません。このまま降らずに朝を迎えてほしいです。

01:07分の今、降雪なし。うまくすれば走れるかもしれません。
ちょっとその心づもりでやすませてもらいます。