じいじ
2017年01月26日
『人類資金』Ⅶを終えました。単なる娯楽小説にとどまらぬ高邁な思惟が底流にあると思います。
「すべては善意から始まる。すべては善くありたいと願う」。印象に残る言葉です。私の力では表現できません。気になる方はお読みください。福井晴敏さん、講談社文庫です。
80年近くが2000頁にわたり展開されます。壮大です。
昔、山岡荘八さんの『徳川家康』、何巻だったか覚えていませんが、それ以来の長編かな。あれは別格でしたね。
池波正太郎さんの『真田太平記』も長編ですがおもしろかった。司馬さんの『竜馬がゆく』は傑作。子母澤寛さんの『新選組血風録』も秀逸でした。最近は離れています。昔読んだ歴史小説にもどってみるのもおもしろいかな。考えてみます。
1月はまだ6冊です。700頁にも及ぼうかという最終巻でしたんで時間がかかりました。初月で5冊は今後の負担が大きくなりますが仕方なし。100冊へ向け、鋭意励みます。
ゼミ看板の照明がつかなくなっていました。直さなきゃと思いつつ時間があらず放置していました。
寒い中、30分くらいかかって直せました。点灯管がだめになっていたようです。無事完了よかった。
朝、支払いを済ませようと銀行関係を回るべく家を出ました。が、入れたはずの請求書の一枚がありません。
「忘れたか」と思い家に戻りましたがありません。
「そんなばかな」が起こります。その後、思える限りを探しましたがありません。
困りました。参りました。あいまいながら金額を覚えていますんで不足しないように適当に振り込みましょう。(ええかげやな「そんなやつです」そうやなあ)
合間、真穂ちゃんの顔を見られたらと長女の家へ。なじんでくれません。泣きます。
「なんか喜ぶもんを持って行って、ものでつってやろうか」とずるいことを思いつつやすみます。
「じいじ」という立場になれたことにいろいろを思います。
幸せだな。ありがとう。