バベルの塔
2016年11月19日
博多駅前の道路陥没事故復旧に関して数日前に報道がありました。
『スピード復旧 世界が称賛』と数日前の読売新聞にありました。
BBCは「巨大な穴を1週間で修復した」。
CNNは「日本の技術力の高さが証明された」。
テレグラフは「オリンピックプール半分ほどもある巨大な穴を徹夜作業で修復した」。
確かにすばらしい技術力だと思います。死傷者もなかった(たぶん)のは奇跡的です。びっくりしているつゆはらくんです。
もとをただせば地下鉄工事の失敗です。そんなにほめられたことではありません。(でもすごいな)
数年前、東京へ行きました。地下鉄に乗るのにエスカレーターの九十九折り状態でした。
「いったいどんくらい下まで連れていかれんの?」と。
いや、地下4階くらいまで行ったような気が。
今回の事故は、下に掘ったり上に高層建築物を建てたり、あまりにも調子にのっている人類への警鐘のような気がします。狭い日本ですから下や上に伸ばさざるをえないのはわかります。でも昔人間の私には日常利用していても理解できないものがいっぱいあります。ほんまに大地震が起きたとき東京スカイツリーは、他の高層ビルは大丈夫なんですか? 知っている人がいたら教えてください。
現代のバベルの塔は実現したのかもしれません。調子こいた人類に神(信じてはいませんが)の鉄槌が下るような気がしています。
今ある環境を当然と思わず、なくても生きられる、その環境をありがたく思いつつ、警戒もしつつ、生活していくことが必要でしょうか。
(いや、そこまで考えてたらしんどいやろ、もっと軽くいきいな「そうですね」)
そんなことは何も考えずに適当に毎日を過ごしている私がちょっと、ふいに思ったことを書きました。
軽く流しましょう。
今日は土曜補習。生徒らは5時間やりました。おつかれさん。私もつき合いました。おつかれさん。
明日はやすみます。
走らねばいけないです。100が遠いです。まだ50です。
まあ、できるだけやります。