京都精華学園中高
2016年10月04日
京都精華学園中高の説明会へ。
ここの校長先生のいかにも教育者という感じのごあいさつが好きですね。低音の魅力的なお声です。上司にしたら厳しい方でしょう。女子バスケット部を全国に導く方ですから当然。先生方はたいへんでしょうね。
中学と高校、遊学コースの紹介をされたY先生の冒頭、村上春樹さんの言葉の引用が印象的でした。
「「学校で僕らが学ぶもっとも重要なことは『最も重要なことは学校では学べない』という真理である」。
この言葉を、ここだけ切り取って読むと学校否定に聞こえます。真意はほかのところにあると思います。
「大切なことは自分でつかみ取るしかない」と村上氏は伝えたかったんじゃないんでしょうか。この言葉は今日初めて知りました。前後の脈絡を知りませんが、きっとそうだったんじゃないかなと推測しています。ともあれ意味深長ではあります。
M先生がおっしゃいます。
「お伝えしなければならない残念なことがあります」
「ん? なんだ」
「校庭にあった大銀杏を校舎改築工事にあたって切らざるをえませんでした」
「え!」と思わず声が出ました。
「うむ、そうか・・・・・・悲しいな。しょうがないよね」
でも、ちゃんと銀杏を植えて、その子孫を残してくれたようです。よかった、よかった。(正直、涙出た「またか」)
あの大木に育つまでは何年かかるかわかりません。今、この世にある方はだれも見届けられはしませんが、200周年を迎えた精華学園の校庭にすっくと立つ大銀杏を想像しましょう。
帰りにお弁当をいただきました。なんと「下鴨茶寮」です。
薄味の上品な味付けでたいへんおいしくいただきました。ありがとうございます。
いろいろ用事をすませてゼミへ行ったんでおいしいお昼の後は大忙し。あたふたあたふた・・・・・・
あっという間に小学生がやって来ます。朝夕と昼の気温差の関係か風邪ひきさんがぽつぽつ。小学生で2名の欠席が。みなさん気をつけてくださいね。
かく言う私も代わりがいない身だけに人一倍用心しなければいけません。
今日もこれ以外にもいっぱいありました。全部つづれば際限なし。夜も更けました。明日も説明会ですので、ここらへんでお開きとさせていただきます。
おつきあい、ありがとうございました。