季節感、伝統行事

2016年09月16日

4日連続、9時半から12時半の勉強会の最終日。無事に皆勤。
帰宅後家人に言いました。
「毎日早起き、4日連続長時間勉強会やったぞ~」失笑がかえってきました。
んで今日ね。8時半に出発予定。目覚めると7時半。
「もうちょっと寝られるな」。
まどろんだのち時計を見ると8時20分。
「うおおお寝すぎた」。慌てて準備。顔みがいて歯を洗って、ちがう、顔を洗って歯をみがいて・・・・・・ご飯は食べる時間なし。カロリーメイト2かけらをお茶で流し込み出発という憂き目に。

遅れはしませんでしが、腹減った、しんどい、参った。唯一の救いは近くで安めのコインパーキングが空いていたことです。4日で4,000円の出費はいたいですが、時間のことを考えました。家も塾も辺鄙なところにあります。しょうがありませんね。どこかで節約します。

それにしても、お世話くださった先生方のご苦労たるや、考えるだけで頭が下がります。いや、そんな陳腐な言葉では表せないくらいのそれでしょう。4日間にわたり早めに行ってお手伝いされていた先生方もいらっしゃいます。私はただ行って聞いていただけです。申し訳ないですね。すみません。感謝の気持ちだけはありますんで、それにてご勘弁ください。
たいへん有意義な時間を与えていただきました。ありがとうございます。


小学生の国語。季語、季節の問題で「すすき」が。
大半の子は知っていましたが「すすき」が「秋」だと知らない子も。「すすき」そのものを「見たことない」「知らん」という生徒も。目にしたことはあってもそれを「すすき」と認識していないんでしょうかね。
「そこらへんにいっぱいあるやん」という子に救われます。
「自分が同年齢のときも知らなかったかなあ。知らんかったかもな」

漢字の問題。「一月一日を▢日と言います」。▢に漢字を入れなければいけないんですが「がんじつ」という言葉を知りませんでした。それなりに基礎学力のある生徒だけにちょっとびっくりしました。
「冬至かぼちゃ」や「菖蒲湯」は知らなくとも、「元日」は知っているだろうと・・・・・・

いつでもある、キュウリやトマト、ナス。季節感がうすれているんでしょう。
年中行事もクリスマスやバレンタイン、ハロウィンなど、外国から来た行事が幅をきかせています。
そのうち春節やイースター、ラマダンまで取り入れたりしたら笑うしかありませんね。
行事そのものを批判するつもりはありませんよ、もちろん。それ一つひとつに宗教的な深い意味があるんでしょうから。それらをなんでもやってしまう日本民族は無節操とも言えますが平和の証とも言えなくもないかな。

ともあれ、季節感や古くからある伝統的な行事は尊重したいですね。
初老にさしかかった私のような人間が率先しなければいけません。できるだけ努めます。私の名前は「努」です。