老後
2016年09月09日
Y田さんちの前をとっとこ通り過ぎます。
車の気配を感じましたが日産車だったし(前はクラウン)、そのまま通過。
信号で追いつかれた車の開いた窓から声が。
「せんせ~」
「おひさしぶりです。お元気ですか」
「いやあ、こんなとこまで走ってはるんですね」
「かずくん、小6やったっけ」
「中1です」
「え、そうか。どこ行ってんの」
「H山です」
「そうかそうか。え、今日は学校は?」
「なんか、ミュージカル鑑賞とかで」
「そうなんですか。お会いできてうれしかったです」
「せんせもがんばってくださいね」と大きく手を振ってくれました。
3歳から小3まで来てくれていましたか。お姉ちゃんのAちゃんも同様。なつかしいな。
走りつついろいろ思いが巡りました。
「MTくんと同級やったな。中1だな。月曜歯医者さん行ったら先生に今日Kくんに会ったことを報告しよう」
「AちゃんといっしょやったSMちゃんはどうしてるかな。KKくんは立宇治やし、IKくんはH山、そうかKくんの1年先輩か」次々が数珠つなぎに出てきます。走っている疲れをしばし忘れます。(でもしんどい。ちょっと気温が下がり、走るのはずいぶん楽になりました)
走っていると全身で季節を感じることができます。実感します。
走っていると無心になります。いや違います。いろんなことが頭を巡ります。
良いも悪いも甘いも酸っぱいも・・・・・・・
しみじみ感じます。今まで出合い、卒業していった子たちやその保護者の方たちを、手を貸してくれた講師の先生方などなど、数え上げればきりもなし。
いっぱい支えられて今のじいさん(私)が存在しているんでしょう。ご縁があったみなさんに感謝します。ありがとうございます。
なぜかはわかりませんがしおれ、かれてしまったオリヅルラン。復活は難しいかなと思いつつもあきらめるのは忍びなし。ちょうどいい日あたりになったゼミ裏ベランダでリハビリを。
新芽、新葉がでてきました。復活できることを願います。
種から芽生えたコムラサキ。2年目での開花、結実はあきらめていました。
見ると10株くらいのうち一つに実が。うれしいです。
長女にやったのは花、実は今年は無理かな。けんちゃんのはどうでしょうか。今度会ったら聞いてみます。いつもそう思いつつ、いざ会うと忘れます。
今年もあちこちからコムラサキの芽が出て育ちつつあります。そのうちゼミ周りみんなコムラサキになりそうな勢いです。それもいいかな。
実の美しさを感じられる期間は短いし地味です。味はありますよ。
そうそうパンジーの種を播かねば来春の花がないぞ。うううむむ・・・・・・種から花は、うれしいが気長だし、苦労は多いな。
時間をつくってやります。
明日は土曜日。あっという間の1週間。早いです。
この調子で日を、週、月を、そして年を重ねたらあっという間に100歳になったりして。なりませんね。というか100歳って、40年先。それは無理やな。
元気で生きられるだけ生きさせてもらいます。
この年になると正直、老後の人生に思いがおよぶな。どんな老後になるのか想像もつきません。
10歳の私は20歳の自分を一切考えたこともなかった。20歳のときも30、40の自分を思いもしなかった。30でも、老後は考えなかった、な。
ここ数年、やっとそんなこんなを考えたりもします。
「いったい俺に今後どんな人生が待ち受けているんでしょか」
いや、自分で今後の人生をつくらなければいけないんでしょう。
つくれるよう、がんばりまっす。(最後、軽いな)