人知れずとも
2016年08月19日
まさかの吉田さん敗退です。
といっても「銀」です。恥じることも謝ることもありません。
天国のお父さんは「おこる」かもしれませんが他のだれもあなたを責める人なんていません。
実に4年ごとの五輪で日本中に喜びを3回も味あわせてくれたんです。あなたは偉大です。
シンクロナイズドスイミングで日本チームが12年ぶりのメダルです。厳しい井村先生の下、計り知れない鍛錬を重ねたんでしょう。おめでとうございます。すばらしいです。
競技を見ていて思いました。
「どうしたらあんな高い跳躍や持ち上げ(リフト?)ができるんだろう」と。
ひとりの力では踏ん張りの利かない水中では絶対無理です。水中の映像を見ていると持ち上げる人の下に別の人がいて、さらにそれを支える人たちがいるという感じ。美技の下には縁の下力持ちがいます。
水上では不自然なくらいな笑顔です。水中では余人には、想像もつかないような筋肉の酷使が繰り広げられているんですね。アヒルの水かきです。
メダルを獲得した人たちの笑顔、ならなかった人たちの涙。どちらもなにものにも替えがたい尊さが響いてきます。
なにもできないただのおじさんですが、日日の行いに少しでもそれらを見出したいですね。
種からのコスモス、なかなか花をつけません。
「お~い、まだか」と思って毎日見ているとやっとそれらしきが一輪。
咲いたらお目にかけます。
そのとき見つけたのがバッタ。ショウリョウバッタかな。
帰路、虫の音を耳に。
暑い中にも秋が近寄っています。
旅行に行ってきたKくん兄弟からお土産。九州は博多の「めんべい」。明太子のせんべいということのよう。おいしそうです。食べるのを楽しみにします。
彼の親族一同は毎年そろって旅行に行くようです。20人近くになるそうです。うちには卒業生もふくめたら6人が通ってくれ、今も3人が来てくれています。ありがとうございます。
旅行に行って、その片隅にゼミへのお土産という心遣いが浮かぶことに感謝です。
私も、それを心がけています。
リオの熱戦が続きます。50km 競歩で荒井選手が銅メダルを獲得しました。。おめでとう、みごとです。
後半テレビで見ることができました。「死闘」ですね。フルマラソンを超える距離を走れずに歩き切る。並大抵のたいりょく、気力ではできません。
私なら堪らず走りだしてしまうでしょう(失格です)。
私がフルマラソンを走るベスト3時間44分より早くゴールに帰って来られますが・・・・・・
あまり注目がない競技でも人知れず励む選手たちはいっぱいいらっしゃいます。
そんな方々も集う五輪。勝敗、メダル数だけにあらず。側面から見ることも必要です。
そう、物事には正面だけではありません裏も表も底も側面もあります。
すべてを見通すのは無理なんでしょうが、それを心がけなきゃね。