芽吹いて大きくなって花開け

2016年07月12日

中2NTくん言います。
「せんせ、理科5でした」
「おお、そうか。すごいな、よかったな」。春テスト94点、夏90点ですから当然と言えば当然です。想像できる彼の授業態度はたぶんふつう以下。5は無理かなと思っていましたが理科の先生も5をつけることで彼が今後もがんばることに期待したんでしょう。それを裏切らぬようやってもらはなければね。
「『やったら、あなたはできる』と言ったよな。これを続けて初めて値打ちがでてくるねんしな」
「はい」調子に乗り過ぎるやつなんで釘を1本刺しておきました。
それにしても入塾前はテスト前でもまったく勉強していなかった(本人談)のがすばらしい進歩です。私もうれしいです。
「(面談で)お母さん喜んだはったやろ」
「かあさん、仕事やしとお(う)さんが行ったんやけどなんでも買(こ)うたる、て言うてはった」
「ええなあ。俺もあんたんちの子になるわ」

来てくれている子たち全員に、保護者の方にも同様の気持ちを味わっていただきたいです、ね。
私たちは精一杯もちろんやらせてもらいます。押したり引いたりできることはなんでもやります。

最後は本人がどこまでやるか、できるかです。いい点を取ってくる子は「よく考えられています」。
どうやって解くのかじゃなくて、どうしてそうなるのかを理解しようとしています。
貪欲でもあります。自分で買った教材で寸暇を惜しんで勉強しています。
「そこまでせんでもええんちゃうん」と思うこともあるくらいです。

自分で考えとことんやる。これに尽きるかな。まあ、自分がそれができているかと問われれば疑問符がつくかも。生徒らに負けぬよう私がやるようにします。


雨の狭間プランターを見るとニチニチソウの芽が。

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空いていた鉢にひとつずつ。
育つかな花開くかな。楽しみがまたひとつできました。


生徒らにも育ってもらって花開いてもらいましょう。