車を置いてゼミへ向かって歩いているとＨＭくんにばったり。30年くらい前の教え子です。
「元気か？」
「はい。今日は雨なんで仕事休みです」
「あ、そっか。外やもんな」彼は社員数人を抱える建築関係会社の社長です。
「せんせ、むちゃむちゃ年とりましたね」（失礼やなとは思いません。事実そうなっているんでしょう）
「おお、だって俺今年60やで。あなたが・・・」
「44です」30年前の生徒です。たいへんやんちゃなやつでした。塾とは直接関係ありませんが警察沙汰になりかけたことも・・・・・・お母さんに言われました。
「塾に足を向けて寝られません」

いろんなことがありましたね。いいこともよくないことも楽しいことも悲しいことも。ほんとにいっぱいいろいろだ。そりゃそうです。33年もやらせてもらっているんですからね。

話はもどりますが確かに年をくいました。

恥ずかしい話ですが前歯が２本抜けたのをほっぽらかしています。高２のときに喧嘩をして、うそです。体育の時間に自分で自分の顎を蹴り上げました。
口腔外科で手術をして下前歯４本は生き残りました。
「もって５年くらいかな」とそのときの先生。それが60前まで守ったんでいい方ですか。
うちの２本が抜けました。
「かっこ悪いし治そうかな。残った２本もあやしいし、それが抜けてから考えようかな」とか思っていましたが・・・・・・どうしましょう。前きてくれていたMTくんのお父さんが歯医者をしているんで近いうちに相談してみようかなという気にはなっています。

髪の毛も白くはなるは、疎が密に、じゃなくて密が疎になってきました。あれだけ髪の毛が多くて困るくらいのつゆはらくんはどこへいったんでしょうね。ふっさふさがうっすうすです。だから育毛剤、白髪染めとは思いません。面倒ですからね。これも今くらいだから言えるのかも。今少し症状が進んだら急に焦ってあれこれやりだすかもね。
そんときは手遅れかもしれません。まあ、老い先どれだけあるかわかりませんし、そんときはそんときで考えますか。

なんか年寄り染みた話になりました。
アンチエイジングだのなんだかが世間にはあるようですが、私はなるがままに任せましょうか。いや自然の加齢になされるがままか。無駄な抵抗はしません。たぶん・・・・・・