コムラサキ

2016年04月18日

Japanese Pop Culture around the World とやらで 「"かわいい" という言葉が世界中で人気がある」という話が英語の教科書に載っています。
「若い女の人はなんかって言えば『かわいい』っていうよな。それと、なんでもかんでも『やばい』ですませるのはやめた方がいいよ。ばかみたいに見えるからね」
「え、そしたら『やばい』っていうときどう言うんですか」
「それはそのときそのときでしょ。おいしければ『うまい』なり『おいしい!』でいいやん。本来『やばい』はどうしようもない窮地に追い詰められたときとか危ないときに使う言葉なんだよな」とかなんとか。

かなり端折ってます。数分のやりとりを文字で再現するのは簡単ではありません。

考えれば、ことばは生きているんでかわるのも当然。自分の気持ちを端的に表せる言葉が「やばい」ならそれもまた然りです。その時々の自分の気持ちを素直に表現できるのなら細かいことはどうでもいいのかもしれませんね。私は使いませんが、自分の思いを自分の言葉で伝えるにはそれなりの語彙や表現力、漢字の知識が必要です。それがすべてではありませんが必要条件のひとつであることは間違いありません。
逆説的に言えば、今の若い人の言葉を理解するのも使うか否かはおいて、必要条件のひとつなんでしょう。


コムラサキが葉を出しはじめました。

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枯れ木としか思えなかったそれから葉が出、花を咲かせ、うつくしい紫色の実をつけます。
楽しみにします。ときのながれを思います。